エッセイ:【北ドイツ・ハンザ同盟都市で学んだ若手音楽家によるアルスタートリオ・ハンブルク演奏会】
2024/8/24(土)
8/25(日)に開催される【北ドイツ・ハンザ同盟都市で学んだ若手音楽家によるアルスタートリオ・ハンブルク演奏会】のパンフレットを読み込んだ。
創作された曲はその作曲家の育った環境と重なる部分が多いと思った。
ここで大袈裟な話をしよう。
幼少期楽器に全く触れたことがない僕がバッハを超える。あり得ない。ま、その発想自体は誰でも思いつく。
でも、半歩であれば愉快な小説になる可能性がある。
前橋スズランでやっている水族館へ出掛ける機会があった。トランスルーセントグラスキャットという半透明の物憂げな熱帯魚が展示されていた。
澄んだ水の中における成育環境に順応する為に透明になったと書かれていた。
つまり、トランスルーセントグラスキャットは生存の為に水中における序列を見出したと言える。
話を戻したい。
パンフレットを読んで初めて有名なバッハが複数いることを知った。例えば、ヨハンセバスチャンバッハ(父:ヨハン)、カールフィリップエマヌエルバッハ(次男:カール)である。
他にもバッハ家には有名人が多数いるらしい。その中でカールは偉大な父ヨハンと自分を差別化に成功し、ヨハンより高い世俗的(世間的)な評価を得たと書かれていた。
会場で耳を澄ましてみたい。