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日記⑲:あれこれ考えず、成り行きに任せること
前回の記事『考えるときと夢中に行動するとき』では、題名にもあるように人生には2つの期間があることを述べた。そもそもこの記事を執筆しようと思ったきっかけはまさに、僕が自分の現況を見誤っていたからに他ならない。目の前のことに集中して取り組む時期であるにも関わらず、そこに無駄な思考を介在させていた。夢中になれることに夢中になり切れていなかった。
自分の感情や気持ちを客観的に捉えてはいたものの、目の前のことに本気で取り組んでいいのだろうかと自分自身を止めていたように思う。色々な理由を付けては複雑に思考を巡らせていた。それが目の前のことへの集中を妨げていた。夢中になり切れていない理由は「夢中になってはいけない」とどこかで思い込んでいたからだろう。そのモヤモヤが最近になって吹っ切れたように感じる。
ここ数年間、自分自身の人生から社会の状況まで、幅広いことについて考え続けてきた。その結果として、現在の生き方を選んだ。考えることを止めるわけではないが、今はあまり難しく考えずに、目の前のことに夢中になり切るときだろう。あれこれ考えずに行動をして、あとは成り行きに任せる。それが今取るべき選択である。
気温が下がり、過ごしやすくなりつつある今日この頃。いよいよ暑い夏も終わりを迎える。闇夜に輝く沢山の星々は、秋の始まりと吹っ切れた自分の感情とを祝福してくれているようだ。玄関の壁をヤモリが駆け上がる。自分の人生、そして時代の節目を感じる。
2023年9月13日