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人と人との距離を縮めてくれるサウナ「SHIYA VILLAGE」が個人的BEST SAUNA 2022でした。

はじめまして。タテノショウタです。

いきなりですが、
年間100日ペースでサウナに入っている私が、2022年一番気持ちがよかったサウナ「SHIYA VILLAGE」について紹介しようと思います。


ちなみに本記事は、「HRラボほくりく」と「金沢の人事部」が主催するアドベントカレンダーの12月1日担当記事となっています。
タテノはHRラボほくりくでコミュニティマネージャーを担当しています。

「おいおい、初日からサウナのこと書いてていいのかよ」
そう思われた方もいるかと思いますが、大丈夫です。

テーマである「人」にまつわる内容というルールにしているので、
人事についてはもちろん、地域やプライベートな内容でもOKです。
なのできっと大丈夫。大丈夫だよね。

この記事を見て「私も好きなこと書いていいなら参加しようかな」と思った方がいれば、ぜひご参加ください!
note以外でもブログやtwitterなど、自分の書きやすい媒体で参加できます。


SHIYA VILLAGEのサウナ室

改めて今回紹介させてもらうサウナは「SHIYA VILLAGE」
新潟県柏崎市椎谷に位置する、2022年7月にオープンされたばかりの新しいサウナ屋さんです。

  • 薪ストーブ&タイル張り&低い天井

  • 温度の異なる2種類の水風呂

  • 定員人数分のインフィニティチェア常設

  • 日本海外気浴も可能にするロケーション

その他にも至る所からサウナ愛が滲み出ている素敵な場所でした。
ぜひinstagramやtwitterを覗いてその魅力を感じ取ってみてください!

サウナーとして魅力的に感じたポイントは数多くあるのですが、その中でも「人の距離を縮めてくれる」という魅力について絞って今回はご紹介したいと思います。

はじめに

SHIYA VILLAGE の特徴の一つとして、2時間半定員8名(1枠あたり)の予約制であることが挙げられます。

①10:00-12:30(土日祝のみ) ②13:00-15:30 ③16:00-18:30 ④19:00-21:30

私が友人と2人で訪れた時は、男性2人組がもう1組、女性2人組が1組の合計6人が同じ時間帯に予約していました。

満を持して6人でサウナ室に入ると…
若干気まずい!!!

男女一緒に入る経験もこれまでにありませんし、
(同じ時間を共有する人たちだし話しかけたほうがいいのかな。)
(でもサウナ中は静かにしたいタイプかな。)
なんて考えが頭をめぐり続け、サウナに集中できない。

そんな不安なスタートをきったわけですが、
2時間半後にはあら不思議、
全員と仲良くなり、会話の絶えないサウナ室に。

その秘訣について考えてみます。

散りばめられたコミュニケーションの仕掛け

施設のいたるところについ他の人と話したくなる、共有したくなる仕掛けがあったと考えます。

まず一つに、SHIYA VILLAGEのサウナでは、誰しもが無言で入り続けることは不可能です。断言します。

なぜならば、サウナーならば誰しもがサウナで発することを避けては通れない魔法の言葉「ロウリュしてもいいですか?」があります。

ロウリュとは、熱したサウナストーンに水(アロマ水)をかけて水蒸気を発生させることで、体感温度が一気に上がり発汗が促進されるとともに、アロマの良い香りが漂う、素敵水ぶっかけ行為のこと。ただし、ロウリュをする場合は他の利用者さんにも確認を取るのがマナー。とても気持ちが良い。

タテノが思うロウリュ

サウナ好きならロウリュしたいに決まってます。(圧倒的真理)

そのタイミングで、
「ロウリュ(アロマかける役)やってみたい」という声が挙がったり
「本日のロウリュを担当する…(略」」という小ボケが生まれたりするわけです。

ロウリュがコミュニケーションのきっかけを作ってくれたように思います。

水をかけるのが「ロウリュ」タオルであおぐのは「アウフグース」

二つに、外気浴する際に眼前に広がる日本海
これはSHIYA VILLAGEの大きな魅力の一つだと思います。

また、自分が利用した時間帯が16:00-18:30ということもあり、ちょうど日本海に日が落ちていく景色を楽しむことができる時間帯でした。

「今海めっちゃ綺麗ですよ!」と全員に伝え走り回らずにはいられません。

海で外気浴最高すぎるだろ。目からととのう。

三つに、サウナ室の温度湿度設定です。

SHIYA VILLAGEのサウナ室の特徴として、70-80℃のそこまで高くない温度&65-70%程度という高い湿度設定があります。

これによって「暑くて苦しい」という状態にはなりにくく、息もしやすくてじっくり時間をかけてサウナを楽しめました。

そんな設定のおかげで、一人暑さによる苦しさと闘う修行のような状態にはならず、会話も楽しめる空間がありました。
(いつもは割と修行モードでサ活してます。)

他の利用者さんの許可を得られれば撮影OKなのもSHIYA VILLAGEの特徴かも。

安心安全の場に

会話のきっかけが生まれ、そこから時間の中で関係を深められた理由として「安心安全の場」が築かれたというのがあると思ってます。

自然豊かな人口100人の町「椎谷」で、2時間半2,200円の予約制サウナ。
つまり、基本的にサウナ大好き人間しか来ません。
(全然そんなこと無かったらすみません!)

「サウナに2,200円!?高くない!?」
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。

私はそうは思いません。
高速使って片道3時間かけてでもまた行きたい。明日にでも行きたい。
魅力的なサウナがあればサウナーは大概こんな感覚です。
(全然そんなこと無かったら本当にすみません!)

お互いにサウナ好きであり、サウナという共通言語がある。
自分が関心があることに、相手も関心を持って聞いてくれるだろうという確信に近いものがある。
そういった部分から安心して話をすることができていたのではないでしょうか。

SNSで見た石造りの外壁が見えた瞬間は昂りました。

また、サウナだからこそ、裸の付き合いだからこそという部分もあったかと。(SHIYA VILLAGEでは水着着用ですが)

先述した比較的低い温度&高い湿度によるリラックスしやすい環境下で、無防備でリラックスした格好。

そういったこの上ないリラックス状況下であるために、自然とオープンに自分のことも話せるし、普段よりもお互いの距離がグッと近づく感覚がありました。

ふと気づくと
(あれ、なんでこんな話初対面の人にしてるんだろう)
と思う話までしていました。

サウナだからこそ飾らずにできる話というのもあるかもしれませんね。

少し薄暗く、静かに聞こえる薪の燃える音もよりリラックスした雰囲気を。

おわりに

実はこの日
午前はスノーピーク FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS
午後はSHIYA VILLAGE
と弾丸新潟サウナツアーを敢行していました。

スノーピークも自分史上でかなりお気に入りサウナには違いないのですが、SHIYA VILLAGEの気持ちよさと心地よさがより強い印象として残っています。

2時間半で起きた場の変化に感動しちゃったんだと思います。

コミュニティづくりに携わる身として
「どうすれば居心地の良い場所だと感じてもらえるだろう」
「どうすればもっと活発なコミュニケーションを自然に生み出せるだろう」
そういったことにやっぱり自分は高い関心があるのだと再確認できたし、それだけにこのSHIYA VILLAGEでの体験は鮮烈でした。

初対面でも仲良くなれるわけなので、仕事やコミュニティの仲間と訪れた際には、より関係を深められること請け合いです。
新しいメンバーと打ち解けたいというタイミング利用いいかも!
ぜひみなさんも一度、SHIYA VILLAGEへ足を運んでみてください!

ああ、椎谷が恋しい。

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