ながらSDGs通信[第16回]目標13.気候変動に具体的な対策を
はじめに
このコーナーは、私がタウンアドバイザーを務める千葉県長生郡長柄町の広報誌に毎月連載している、SDGsに関するコラムをnoteを読んでいる皆さんにもお伝えするものです。
目標13. 気候変動に具体的な対策を
気候変動
気候変動とは、大気中の温室効果ガスの増加を原因とする地球温暖化によって、長期的に地球の気温や気象が変化することです。地球温暖化により、深刻な干ばつ、大規模な森林火災、氷の融解、海面上昇などが起こっています。日本では、1898年以降、平均気温は約1.1℃上昇し、1980年頃と比較して強い雨が降る頻度はおよそ2倍に増えました。
目標13の内容
「目標13. 気候変動に具体的な対策を」では、自然災害から立ち直る力(レジリエンス)の強化、国の対策や戦略づくり、教育活動などの具体的な目標を掲げています。また、SDGsと同年の国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で採択されたパリ協定では、地球の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて世界全体で2℃以内、できれば1.5℃以内にするという目標が掲げられ、各国で取組みが進められています。
参考
日本ユニセフ協会「13.気候変動に具体的な対策を」
文部科学省・気象庁・環境省「日本の気候変動とその影響」
気象庁「大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化」
掲載情報
千葉県長生郡長柄町『広報ながら』2023年2月号