夢で終わらせない未来
未来に向き合う自分との出会い
今回の旅で気づいたのは、JICA海外協力隊として女子野球に向き合っていた頃の自分と全く違う自分であったこと。
しかし、一貫して持っている軸は「彼女たちが大好きな野球をできる環境を作ること」これはブレていない、むしろ行ったことによってより強く持つようになった。
前回と違う部分は次の次のステップまで考えている自分がいること。
JICA海外協力隊の時とは大きく違ったvisionを持つ自分に気づいた。
ニカラグア女子野球の成長
この度で驚いたのはニカラグア女子野球環境の急激な成長。
ニカラグア野球連盟とスポーツ庁が共同で「女子野球アカデミー」を創設。週に3回、野球連盟とスポーツ庁の指導者が約40名の女の子たちに指導していた。しかし、指導をしているスポーツ庁のグラウンドに来れる女の子限定になっているので、野球を学びたくても学べない子たちは多いと感じた。
そして、11月12日に開催した女子野球国内トーナメント。
そこで技術的にも進化したニカラグア女子野球を見ることができた。
また、12歳〜15歳の子供たちの活躍が著しく、ニカラグア女子野球の未来がとても楽しみに感じた瞬間であった。
私の使命
ニカラグア女子野球の未来をつくる事。
未来と言っても、グラウンドで子供たちに指導する事ではない。
彼女たちが野球を通して未来に希望を持てる選択肢を具体的に作ること
私の使命はここにある。
グラウンドで野球をプレーする環境は現地の人たちで整いつつある中、野球が生活に繋がる選択肢はない。
男子には選択肢がある。
女子には選択肢がない。
その選択肢を具体的に作るのが私の使命。
女子野球が人生の選択肢を広げる希望になること
そう感じさせてくれたのは、
紛れもなくニカラグアという国のリアルな状況から感じたこと。
野球をやらせているお母さんたちの話を聞いて感じたこと。
自分の理想を追い求めるのも良いが、今回の旅で最も心に突き刺さったのはニカラグアで生活する彼女たちの現実。
生きるために野球は必要なのか。
生きるに繋がる野球へ。
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