田中康夫氏の維新出馬は黒歴史発言に想うこと~東京維新の会にエール~
吹田市議会議員の松尾しょうたです。
次期横浜市長選挙に出馬表明をした田中康夫氏が、その出馬会見で極めて残念な発言をされました。
田中氏は16年の参院選に「おおさか維新の会」公認で東京選挙区から立候補している。「維新はカジノ賛成ではないのか」と問われると、「カジノに関する考えは変わっていないが、維新にかかわったのは私の黒歴史。私としては早めに解脱することができて良かった」と釈明した。(ニュース原稿まま)
田中氏はこの選挙、東京選挙区で落選しています。東京で維新で戦う大変さは良く理解しているつもりですが、あまりに酷い発言ではないでしょうか。少なくとも田中氏の選挙戦、手となり足となり力を尽くした東京維新のメンバーが報われない。まさしくこのような候補者を擁立した事が維新の会の黒歴史ではないでしょうか。
ちなみに19年の参議院選挙では元都議の音喜多駿さんが維新の会公認で議席を得ています。議席は1議席でありながらも得票を大きく伸ばした先週の都議選の活動の原動力にもなられました。田中氏が当選していても、都議選でここまで熱を持って活動されることはなかったでしょう。ある意味田中氏が組織に紛れ込まなくて良かったとも言えます。これからも東京維新の会には都政の批判だけではない、代案を示しながら都政の発展につとめる建設的な政策集団としての活躍を心から期待しています。
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