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元ラクロス部が大学時代に実践した部活以外にやるべき10%の社会人になる為の準備

タイトルにもある通り私は大学4年間ラクロス部に所属していました。
私自身はどこにでもいるようは平凡な選手で、入部早々怪我をして1年間はほぼリハビリで終わりました。
それでも4年間続けて3年生の時からはレギュラーとして試合に出れるようになりました。
私は大学でラクロスをやって良かったと思いますし勧誘してくれた先輩方には感謝しています。
今でも世代を問わず集まることがあり私にとって大きな財産です。
今回はそんな私が大学で部活に入り、今は社会人として働いている中で感じた大学体育会出身者が社会で活躍する為に学生時代に何をすべきかを書いていきたいと思います。
自分の経験も踏まえて書いていきます。
 
まず結論から言うと

「大学の部活に入ったら時間の90%は部活に注ぎ楽しむ。残りの10%は社会人になる準備の為にスキル向上に時間を確保する」


*もちろん学生なので学業はもちろんしっかりと取り組む前提です。バイトもしますよね。
 
私が4年間続けたラクロスと言うスポーツは基本的に一部の人を除き大学デビューのスポーツです。
なので自分の努力次第で日本一や日本代表を目指せるスポーツというところがかなり魅力的な所だと思います。
集団競技なので人間関係も磨かれます。
今はプレーしてませんが動画を見たり後輩の試合を観に行ったりしています。
ラクロス紹介はこれくらいにして。。。
 
僕が上のような結論が大切だと思う理由は3つあります。
①体育会出身×スキルが評価される時代になった。
②学校は学ぶ所、会社は知識と技術を発揮する所である。
③なぜ皆スタートラインを一緒にするのか。同期より10歩先を行く為の準備が必要。
 
1つずつ詳しく説明します。

①複数のスキル習得が大切

私も体育会出身ということである程度の評価をされて会社に入りました。メンタルが強い、協調性がある、コミュニケーションスキルがある、体力があるからガンガン仕事ができる等。
これはとてもいい事で、社会人になって思う事は部活より辛い事ってあまりないなと言う印象。
それだけ一生懸命部活をしていたんだと思います。
ただ、これって体育会出身という表面的な評価であって決して僕の内面的なスキルの評価ではありませんでした。
かれこれ10年以上社会人をしていて感じるのは、今の時代は効率的に複数の仕事をこなして結果が出せる人材が評価される。
ただ体育会出身と言うだけではある程度上手く仕事ができ、評価されるけど突出した評価は貰えない。
重要なのはその人が代わりの効かない人材であるかどうか。
この代わりの効かない人材にどのようになるのかがポイントになります。
突然ですが、10,000時間の法則って知ってますか?

人は1つの事に10,000時間費やすのその分野でプロになれるという事です。
スポーツ選手や日本代表などが分かりやすいですかね。
今の時代は10,000時間もかけずにその道のプロ(ビジネスでは)になる方法があります。
インターネットの発達によって情報はいくらでも取れるしスマホがあればどこでも勉強はできます。
情報をしっかり取り、隙間時間を上手く使えば以前よりも効率的にプロにならないまでもある程度のスキルを身につける事はできます。
やる気次第です。
ちなみにアジアで社会人になって1番学ばないのが日本人らしいです。
戻りますが、代わりの効かない人材というのはこのプロの分野を2つ以上持ち合わせている人材のことです。
 
例えば自分の会社(スポーツビジネス)のイメージアップの為に起用するイメージキャラクターとしてあなたなら以下の2人からどちらの選手を選ぶでしょうか?

①一般的なプロサッカー選手
②本田圭祐選手

多分多くの方は②番の本田圭祐選手じゃないでしょうか?
ではなぜ本田選手が選ばれるのか。
本田選手はプロのサッカー選手として一流でありながらクラブ経営など経営者としての一面も持ち合わせています。
サッカー選手、経営者という2つのプロの分野を持っているんです。
プロサッカー選手は沢山いますが、経営者でありプロサッカー選手となると本田選手以上の人材を探すのは難しくなります。
企業としても経営者としての一面を持つ本田選手を起用する事でよりビジネスのイメージも発信する事ができます。
 
今後も体育会出身は1つの武器になると思います。
ただそれだけではダメです。
もう1つ位は最低自分の強みとなるスキルを身につけて下さい。

例えばプログラミングが出来ます、経理知識があります、この業界の知識が豊富にあります、マーケティングが出来ます、マネジメントや育成についてのノウハウがあります等、何でもいいんですが他人に負けないスキルが必要です。
このスキルをいくつも組み合わせる事が出来ると企業はあなたを評価しますし自分で起業した際にも大きなアドバンテージになります
ぜひ、部活に励みながらも貪欲に社会人としてのスキルを身につけて下さい。
 

②会社を学校の延長線と捉えスキルを磨く所



会社を成長させてもらう所と考えている方が多い。
そもそも学校は自分でお金を払って学ぶ場所です。
会社は自分のスキルを最大限活かして会社に利益をもたらして初めて対価としてお金を貰う場所です。
そうなんです学校はインプット、会社はアウトプットする場所で全く違うんです。
会社というのは学生時代までに学んだスキルをアウトプットする所なんです。
会社に入りそのスキルをさらに磨きパフォーマンス力を上げて行く場所です。
会社のルールなどの押さえておくべき基本的な事は教えて貰えますがそれ以外は基本的に会社は教えてくれません。
何故かって、お金を払って教えるって普通に考えて変ですよね。
会社に利益をもたらしてくれるという期待値があって採用しているのに利益が生まれず給料を払っていたら会社は赤字になります。
でも最初は中々結果を出すのは難しいと思います。
足りないスキルは先輩を見て真似して、分からなければ自分から聞くなど、部活でやっていた事を繰り返していけばいいんです。
常にスキルを上げる為に自分で学んで成長する事が大切です。
 

③他の人より10歩位前からスタートすれば負けない


社会人になって直ぐに結果が出る人とそうでない人の差は、社会人になる前に全ては決まります。
新入社員として会社に入ったときは皆んなスタートは一緒と思うかもしれませんがそれは大きな間違いです。
小学校〜高校までサッカーをやっていた人とそうでない人が大学の同じサッカー部に入ったらどうなりますか?
経験者は直ぐにレギュラーになれるかもしれませんが大学から始めた人は4年間でレギュラーになれないかもしれません。
会社もこれと全く一緒です。
社会人になるまでの大学4年間に10%の時間を社会人になった後の事を考えて自身のスキルアップや技術の習得に費やした人とそうでない人では入社式の時には大きな差が生まれていますし、この差は中々その後も埋めようとしても大変です。
少しの時間かもしれませんが4年間継続すれば最終的には膨大な時間になります。
何をやればいいか分からない、学んでて分からない事は部活のOBとかに聞いてみて下さい。
先輩たちは意識高いやつがいるなと感じて快く教えてくれると思いますし一緒に働きたいなとも思ってくれます。
ちょっとしたこの意識の違いが社会に出てから自身の評価に繋がります。
 
なので最初に書いた結論に戻りますが大学での10%の時間を社会人になる準備の為にスキル向上に時間を確保する事が大切になってくるんです。
 
最後になりますが大学で部活に入る目的は様々だと思います。
プロを目指す人もいれば友達を作る、有意義な学生生活を送るなど。
大学で部活をする事は結果的にその後も大きなプラスになると思います。
ただ、最初に書いた通り今現在に力を注ぎながらもちょっと卒業後の事も考える癖をつけて下さい。
学生生活は4年間ですが社会人生活は40年以上あります。
最後に笑って過ごす為にも4年間を大事に過ごして欲しいなと思います。
私自身の実体験としてこれらが出来ていなかったなと思います。
なので社会人になった今も常に学ぶ姿勢を持ちスキルアップに取り組んでいます。
ぜひ実行して欲しい事としては学んだ事を学んだままで終わらせるのではなく人に話したりブログに書いたり仕事で試してみたりとアウトプットを合わせて下さい。
アウトプットのないインプットは意味がなくなってしまいます。
どんなスポーツでも知識や絶対に負けない方法を学んでもそれを実行しないと何の意味もありませんよね。
僕もまだまだ成長します。
これを読んでいただいた方も是非素晴らしいビジネスパーソンになって下さい。

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