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真夜中のカーディガンズ
真夜中にカーディガンズを聴くと危ない。
心が一気に過去へとグーっと引っ張られてしまう。
ラブミラブミ、セイザッチュラブミ。
歌声とサウンドは必要以上に心を掴んで離さない。
もう少し手前で止まることを想定していたのに、それ以上に過去へ引き戻される。
フーミフーミ、ゴーオンナフーミ。
けれどもいくら過去へ戻されても、想っているのは現在(いま)の人。
どれだけ戻されても、結局頭に浮かぶのは現在どうしようもなく愛している人だったりして、その瞬間音楽っていうのは本当に素晴らしいものだと気付く。
そんな風にカーディガンズのラブフールのせいですっかり過去に戻された僕は、そこから現在の自分を眺めて、ああその人といられるなら、結局僕は幸せになれるのだなぁと、きっとそんなことを思っているのだ。