東北風土マラソンが最高すぎた
30代になってからマラソンを趣味にしてる
大人になってからの長い無趣味時代を経て、マラソン…というかゆるゆるのランニングを趣味にしている。
目的もなく仲間と集まってなんとなく走ったり、たまに大会を目指してみたり、一人で頭を切り替えるために黙々と走ってみたり、その時の気分でいろんな楽しみ方ができるいい趣味だと思う。
たまに大会に出てみる
そんなマラソンも、目的のないままだとついつい自分を甘やかして走らなくなるので、本当にたま〜〜〜〜にではあるけれど、大会に出てみている。
大会に出るのを決めると、やっぱりそれに向けて練習にも力が入るので、良いメリハリになる。
東北風土マラソンのハーフを走った
いくつか出た大会の中で最高だったのが、2019年に出た東北風土マラソンのハーフ。初めて大会で10km以上を走るので、緊張していたけど、とにかく楽しすぎたので、大会を探している人にぜひ検討してほしい。
東北風土マラソンは、宮城県登米市の長沼という沼の周りを走るマラソン。ハーフでちょうど沼の周りを1周、フルで2周走るというもの。
この大会のすごいところは、走りながら東北各地の美味しいものを堪能できるマラソンということ。2kmごとに、ハーフだと計10箇所のエイドステーションがあり、そこで東北6県の美味しいものが堪能できます。東北の美味しい日本酒を作る仕込み水まで飲める。
5月頭といえど、東北の春は肌寒く、私が走った時はちらほら雪が舞っていました。そのため、初心者ランナーは防寒必須です。
ただ、エイドステーションで食べれるあったかい東北グルメが冷え切った体を本当に芯から温めてくれました。登米名物のはっと汁と気仙沼のフカヒレスープが絶品だった。
東北の風土を堪能しながら復興に寄り添う
実は2012年の1年間、宮城県登米市の仮設住宅で学習支援に関わっていた私。当時は時間があって、震災後の宮城県に1年間自分の時間を投入することができたけれど、だんだんと宮城にいく機会が少なくなってきてしまい、東北の復興に寄り添えているかな?と自分を問い直すことが増えてきていました。
そんな中、宮城県や東北の風土、グルメを堪能しながら、東北の復興も応援できる東北風土マラソンに出会えてとても嬉しかったです。
コロナ禍はオンラインでの実施になったけれど、参加賞では東北グルメがたっぷり送られてくるほどでした。2023年はいよいよ現地開催。たくさんの人が集まって、賑わいの東北が復活するといいなと願っています。