"できない"を"できる"に変えるのは自分
『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』の要約と感想です。
仕事人たちの言葉があなたの今日を豊かにするものになりますように。
■本日の仕事人
・岩倉真紀子さん
・京都明徳高等学校ダンス部顧問
■要約
□"できない"を"できる"に変えていくために
私は生徒にダンス部の3年間を通して、
「人の役に立てる、この人と仕事がしたいと思われる大人」になってほしいと考えています。
普段、生徒には「材料の人材ではなく、人の宝の人財になりなさい」と教えています。
そのため、生徒が主体的に考えて練習するスタイルを追求していますが、なかなかそれができないので厳しく指導します。
私が生徒を叱るポイントは「やれるのにやらない」と感じたときだけです。
叱ってやらせるのは基本的に自分のやり方ではないですが、生徒に頑張る力を出させたいと思って指導しています。
私はダンスの専門家ではないので生徒と一緒に”できない”を"できる"に変えていくためにはどうしたら良いかを考えてきたのです。
■感想
□"できない"を"できる"に変えるのは自分
文字面だけ見れば「なるほどねぇ」となりますが、よくよく考えれば今できないことをできるようにするのって簡単な話ではないよなと思います。
しかも、岩倉さんはダンスの専門家ではないし、自分ではなく他者の"できない"を"できる"にするために指導されています。
そこにはとてつもない苦悩と努力があるのではないでしょうか。
岩倉さんのような方に出会えれば恵まれていますが、"できない"を"できる"に変えられるのは自分しかいないと心に留めておきます。