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"できる" "できない"は自分で選ぶ
『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』の要約と感想です。
仕事人たちの言葉があなたの今日を豊かにするものになりますように。
■本日の仕事人
・山髙篤行さん
・順天堂大学医学部小児外科・小児泌尿生殖器外科主任教授
■要約
□不可能を可能にする気持ちでやれ
私は大学でラグビーという人生で初めて燃えられるものに出会います。
そして、恩師である宮野武先生は教授になられる前に順天堂大学のラグビー部の監督でした。
また、私は病院実習で小児外科を初めて知り、実際の臨床現場に感動しました。
小児外科でもある宮野先生の手術を見たのですが、非常に上手い手術でさらに感動したのです。
宮野先生にはラグビーの練習で「不可能を可能にしなさい。」とよく言われていました。
医者になってからも「小児科医の仕事は神様がやり残したことへの挑戦だから不可能を可能にする気持ちでやりなさい。」と。
■感想
□ "できる" "できない"は自分で選ぶ
要約には書きませんでしたが「不可能を可能にする方法」について示唆があったので、以下で引用させていただきます。
(宮野先生は)手術の時にはよく、
「Don't trust anybody, Don't believe anybody.」、要するに手術で俺が言っていることさえも信用するな、誰も信用するな、と(言っていました)。
それに、「Seeing is believing.」。
百聞は一見に如かず、ですね。つまりどんな症状であっても一例でも多く見ておくことが大切で、自分で見ていないものは信用するなということを強調されていました。
つまり、自分で見たものを信じ、そして自分を信じることが不可能を可能にするための方法なのではないでしょうか。
誰かから伝えられた二次情報ではなく現場の一次情報を取りに行くという選択自体が"可能"と"不可能"の分岐点だとしたら、私たちは"できる"もしくは"できない"すらも自分で選べる立場にいるのかもしれません。