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見えない敵と戦わない

『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』の要約と感想です。

仕事人たちの言葉があなたの今日を豊かにするものになりますように。

(*全文を網羅しているわけではないので本書のご購入をおすすめします。)


■本日の仕事人

・丸谷明夫さん
・大阪府立淀川工科高等学校名誉教諭・吹奏楽部顧問

■要約

上達の三原則ーよき師、よき友、長時間

指導者はすぐに楽器が上達する方法を考えがちですが、譜面に書かれたことにきっちりと応える王道の道を貫くしかありません。

「自分はこうやりたい!」と思ったことを真っ直ぐにやる。
それこそが唯一道が拓けることです。

そのためには、生徒には"よき師、よき友、長時間"の三つが不可欠だと指導してきました。

日本のどこで、誰が、いつ、それ以上の努力をしているのか分からないので、日本一になるための努力は難しいです。
だからこそ、生徒一人ひとりがこれ以上できないと言える努力をすることで道は拓けると思うのです。

■感想

見えない敵と戦わない

日本一になるためには日本一の努力が必要ですが、自分が日本一の努力をしているかを正確の知るのは難しいと私も思います。
なぜなら、ライバルたちは見えない敵だからです。彼らの努力の量や質は正確には分かりません。

唯一の”見える敵”は自分自身です
簡単にライバルたちと比較することはできませんが、
「もっとこうなりたい。」「昨日の自分よりも成長するぞ。」と自分と戦い続けることが成功する一番の近道なのかなと思います。

■本の紹介

『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』 
藤尾秀昭 監 / 致知出版社

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