初投稿
元来「文章を書く」という作業は嫌いではなかったはずなのに、いつからかとっても億劫になってしまった。アメブロも2度程しょうも無いことを書いて更新が止まり、このnoteも「たまには長文書いてやるんだ」と一念発起して登録したのに一度も更新せず(いや、一度更新しようとした下書きは残っていたが)すっかり筆不精である。翻って見れば、長文に関わらずよっぽど好きなこと以外に「長い何か」に時間を費やすことが年々しんどくなっている。
現代は何かとタイムパフォーマンスが重要である。短いことが大事…というよりは「そもそも短いことが大前提」である。TikTokしかり、YouTubeのショート動画、インスタのストーリーしかり。遡ればTwitter(現X)の功績であり、功罪ではなかろうか。自分の気持ち、今の状況をポロっと漏らすことの出来るツール。自分もそこに拘って1つのポストにどうにか詰め込もうと考えることがある。ここにはある種の美学すら感じる。しかしながら、Twitter(頑なにXとは言わない)は金を払って認証バッヂ貰えば長く書ける、というサービスがある。いや、そもそも長く書けるんであれば、それはそもそも「気軽に呟ける」ことが大ゴミ、、、おい待て、大ゴミて。醍醐味と変換したいんだ。粗大ゴミ、と打とうとしない限り「大ゴミ」って言葉は出てこないと思うのだが。2024年でも変換機能にはうんざりさせられる。
気を取り直して。そう、醍醐味です。「気軽に呟ける」ことこそがTwitterの醍醐味だったはず。長く書きたいなら他の媒体を使えば良かったはずなのだが。わざわざ課金して本来の醍醐味を捨てる、そしてタイムパフォーマンスを求められている現代で「その流れを作る一旦を担ったであろうコンテンツ」に、金を払って長く書けるサービスがある、ということを不思議に思う。
さて、申し遅れました。匠々と申します。都内某ライブハウスに勤務しつつ、ちょこちょことギターを弾いております。筆不精の重い腰を上げて、少しずつ、つらつらとしたためて行きたいと思いますので、以後、どうぞ宜しく。
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