英語初心者必見!be動詞の疑問形「am」「is」「are」の使い方と例文解説
【初めに】
前回は、be動詞の「am」「is」「are」について、その基本的な用法と短縮形、否定形を学びました。今回は、それらの疑問形に焦点を当てます。この記事を通じて、英語で質問を作成するスキルを高めましょう。
前回の記事「英語初心者必見!be動詞の基本『am』『is』『are』をマスターしよう」をまだ読んでいない方は、ぜひチェックしてみてください。
【前回の記事】
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【補語(C)の応用解説】
一度本題に入る前に、補語(C)について詳しく解説しておきたいと思います。文型の解説の記事は一度あげていますので、まずそちらをみてから、今回の解説を読むとさらに理解度が深まると思います。
【文型解説の記事】
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【補語(C)とは】
補語(Complement)とは、英語の文法において、主語と動詞だけでは意味が完結しない場合に、それを補う情報を提供する部分のことを指します。補語は、一般的には名詞、形容詞、副詞などの形で現れ(この部分はまた別の記事で解説します。)、文の意味を完全なものにします。
例えば、「I am a teacher(私は先生です。)」という文では、「a teacher」が補語となります。「I am」だけでは、主語「I」が何であるのか完全な意味が伝わらないため、補語「a teacher」が必要となります。
また、補語は単語だけでなく、フレーズや節であることもあります。例えば、「He is the man with the blue shirt(彼は青いシャツを着ている男性です)」という文では、「the man with the blue shirt」が補語となります。この長いフレーズが補語となって、主語「He」が何者であるのか、詳しい情報を提供しています。
補語の長さは文脈や伝えたい情報によりますが、初めて英語を学ぶ方々にとっては、補語が長くなると混乱を招くことがあるかもしれません。しかし、補語の役割と機能を理解すれば、英語の理解が一層深まり、より自然な英語表現が可能になります。
【be動詞の疑問形】
それでは本題のbe動詞の疑問形に移りましょう!英語の疑問文は基本的に動詞を主語の前に置くことで作れます。「am」「is」「are」も例外ではありません。しかし、「I am」の疑問形だけは特殊で、「Am I」になります。
【am】
例文1: Am I too late for the movie?
文型第二文型 V(動詞) + S(主語) + C(補語)
V: Am (ですか)
S: I (私)
C: too late for the movie (映画に遅すぎる)
この文は、映画に遅れてしまったかどうかを尋ねています。補語の「too late for the movie」は、主語の「I」が映画に対してどのような状態にあるのかを説明しています。
例文2: Am I dressed appropriately for the party?
文型第二文型 V(動詞) + S(主語) + C(補語)
V: Am (ですか)
S: I (私)
C: dressed appropriately for the party (パーティーに適切に服装して)
この文は、パーティーに適切な服装をしているかどうかを尋ねています。補語の「dressed appropriately for the party」は、主語の「I」がパーティーに対してどのような状態にあるのかを説明しています。
【is】
例文1: Is he the new intern from the marketing department?
文型第二文型 V(動詞) + S(主語) + C(補語)
V: Is (ですか)
S: He (彼)
C: the new intern from the marketing department (マーケティング部の新しいインターン)
この文は、彼がマーケティング部門の新しいインターンであるかどうかを尋ねています。補語の「the new intern from the marketing department」は、主語の「he」が何者であるのかを詳細に説明しています。
例文2: Is it safe to walk here at night?
文型第二文型 V(動詞) + S(主語) + C(補語)
V: Is (ですか)
S: It (それ)
C: safe to walk here at night (夜ここを歩くのは安全)
この文は、夜にここを歩くのは安全かどうかを尋ねています。補語の「safe to walk here at night」は、主語の「it」(ここでのitは、一般的に話題や状況を指す)がどのような状態であるのかを説明しています。
【are】
例文1: Are we allowed to bring our own food here?
文型第二文型 V(動詞) + S(主語) + C(補語)
V: Are (ですか)
S: We (私たち)
C: allowed to bring our own food here (ここに自分たちの食べ物を持ち込むことが許可されて)
この文は、私たちが自分たちの食べ物をここに持ち込んで良いかどうかを尋ねています。補語の「allowed to bring our own food here」は、主語の「we」がどのような状態にあるのかを説明しています。
例文2: Are they playing live music at the cafe tonight?
文型第二文型 V(動詞) + S(主語) + C(補語)
V: Are (ですか)
S: They (彼ら)
C: playing live music at the cafe (カフェでライブ音楽を演奏して)
そして、この文には副詞 "tonight" (今夜) が追加されています。この副詞は、文全体の時間的な状況を具体的に示しています。
この文は、彼らが今夜カフェでライブ音楽を演奏しているかどうかを尋ねています。補語の「playing live music at the cafe」は、主語の「they」がどのような行動をしているのかを説明しています。
【否定疑問文】
例文1: Aren't I supposed to be in that meeting?
文型第二文型 V(動詞) + S(主語) + C(補語)
V: Aren't (ではないですか)
S: I (私)
C: supposed to be in that meeting (その会議に出席すべき)
この文は、私がその会議に出席すべきであることを確認しています。補語の「supposed to be in that meeting」は、主語の「I」がどのような状態にあるべきなのか、期待されていることが何なのかを説明しています。
例文2: Isn't she coming to the dinner party tonight?
文型第二文型 V(動詞) + S(主語) + C(補語)
V: Isn't (ではないですか)
S: She (彼女)
C: coming to the dinner party (ディナーパーティーに来て)
そして、この文にも副詞 "tonight" (今夜) が追加されています。この副詞は、文全体の時間的な状況を具体的に示しています。
この文は、彼女が今夜のディナーパーティーに来る予定ではないかと尋ねています。補語の「coming to the dinner party」は、主語の「she」が今夜どのような行動をする予定であるのかを示しています。
例文3: Aren't they the ones who won last year's competition?
文型第二文型 V(動詞) + S(主語) + C(補語)
V: Aren't (ではないですか)
S: They (彼ら)
C: the ones who won last year's competition (去年のコンペティションを勝った人たち)
この文は、彼らが去年のコンペティションの勝者ではないかと尋ねています。補語の「the ones who won last year's competition」は、主語の「they」が何者であるのかを詳細に説明しています。
これらの例文を通じて、補語が文の意味を補完し、主語について更に詳しい情報を提供する役割を果たすことが見て取れます。補語は単語、フレーズ、節など様々な形で現れますが、その基本的な機能は主語の詳細を補うことです。この理解を深めることで、より自然な英語表現が可能となります。
【まとめ】
「am」「is」「are」の疑問文は、英語の基本的な会話を理解するために不可欠です。これらの基本的な疑問形式を身につけることで、英語の文型や文法の理解が深まり、さまざまな状況での英語の使用が可能になります。この記事で学んだことを活用し、日常生活で英語を楽しみましょう。