
アートと調和の比率 1.黄金比
音楽や美術などの芸術は、文科系と言われて、AIやビジネスが隆盛する今日び、軽視されている感がありますが、それは、全くの誤りです。
何故なら、建築をよく知る方なら、お分かりかと想いますが、文化とはサイエンス、Science でもあります。
例えば、🔵黄金比🔵は、縦:横の比率が、およそ1:1.618、約5:8。
古代から、自然界の多くに存在する調和の比で、人間にとって、安定をもたらす最も美しい比率であると検証されています。
レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」にも「黄金比」が隠されているといわれ、パルテノン神殿や凱旋門、ミロのヴィーナス、モナ・リザなど、古代から建物や彫刻、絵画などに頻繁に使われてきました。
更には、クフ王のピラミッドは、高さ、長さ、底辺の長さの比率も、約1:1.618、同様に、唐招提寺金堂、北斎の富嶽三十六景、神奈川沖波裏の波の比率も、何と黄金比なんですね。他にも、竜安寺の石庭、金閣寺、ニューヨークの国連ビル、オードリーヘップバーンの顔認証システムによっても黄金比が、証明されているのです。
そして、何といっても、Apple 製品もほぼすべて、黄金比が関係しています!!! いやはや、驚くばかりですね。
本格的研究分野において、修士号、博士号も取得できる十分なテーマなのであります。今日のところは、これぐらいにしておきましょうか。
さて、朝食の時間が来ました。何を食べよっかなーって、メタボ対策中なんでしょ、イングリッシュ・ブレックファーストって言うわけには、参りません。
それでは、次回をお楽しみに!
by 板津 昇龍 Shoryu Itazu YouTuber @Shochannel
#culture #science #mathematics
