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人と何を比べる?


今回は、音楽の話ではなく
ただ自分が友達に話したいことをここに書く。

なんで自分は、あの人より優れてないのだろうと考えた事はないか。

例えば、
自分よりあの人の方が才能があったり、
この世に生まれた時点での環境やスタート地点が違ったり。

人間には必ずそういう「他人と自分の違い」を考えて自信をなくす時があるはずだ。

でも僕が思うに、
それは無意味な悩みだと思う。

これは僕の個人的な考えなのだが、
最後まで読んでいただきたい。

自分と他人の違いは、何なのか。

見た目、家庭環境、名誉、
特技、運、クオリティの違い

みんなこれらの事を気にするはずだ。

もしその要素全部に恵まれてる人がいるとして、

自分がその人になりたいって思い、
もしなれたとしても
自分は「意外と幸せじゃない」と感じるに違いない。


その理由は、
他人からと自分とで
見えているものが違うからだ。

1番多くの人がなりたいと思うのは、
みんなが憧れるような存在かもしれない。

でも実際に
そういう存在でいるのは大変なんだと思う。

だんだん他人からの評価ばかり考えて
働きすぎて自分の体調を気遣わず、
どんどん心身ともに悪化していっても、
明るく振る舞えば周りは気づかない。

みんなが気づいた時には手遅れになっている。

そういう事がよくある。

歴史上でもそういう人がたくさんいる。

結局、
人間は表面しか見ることができないのか。

見た目やら、特技やら、

なぜ人は、他人からの目ばかり気にする。

僕が、本当に大切だと思うのは

自分にしか見えないことだ。

人に見えないほど奥底にある自分の心が、
どれだけ幸せなのか。

その幸せは、
他人から評価される喜びではなく、
自分が心から好きな友と一緒に美味しいご飯を食べたり、楽しい話をしたり、外の自然を感じたりすることにあると思う。

誰かを羨ましく思ったとしても、
その人が絶対に手に入れられない幸せが、
自分にはあったりするんだ。

人間はどちらが優れているかではない。

もし優れていたとしても、
その人は色々なものを失って優れるものを手に入れる。

進む道を決めるというのは、
同時に他に何かを失うことを選んでいるんだ。


自分がある人を羨ましがっても、
逆にその人はあなたと同じ人生を歩めない。

自分の人生はひとつしかない。

みんなそれぞれ自分の世界がある。

そして
全ての幸せが手に入る人生は絶対にない。

輝いて見えるものには、
人の目に見えない何かが恵まれてないんだ。

僕は他人に何を言われようと、

他人ではなくて
自分だけを見て、
ただ純粋に幸せなのか
心にきいてみる。

それでも自分が不幸だと思うなら、
生きたくても生きられない人たちがこの地球にどれだけいるのかを調べてみる。

大人になったら何かになりたいという夢を持っている人や、

ただ単純に生きたいだけなのに
それを叶えられない人がどれだけたくさんいるのか。

さらに
もし違う時代に生まれていたら、
大変な事がたくさんある。


そう考えたら、

今の僕たちの悩みなんて
ちっぽけなものかもしれない。

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