シリーズ:地域とつながり生きていく #1「顔を売る」
学校を離れた理由の一つに、
「地域をどうにかしたい」
「地域教育・社会教育に携わりたい」
という思いがあります。
私が今住んでいる場所
今住んでいる場所は、愛媛県の片田舎です。
鉄道はかろうじて通っていますが、1時間に1本あるかないか。
統廃合が進み、学校はスクールバスで通学
もちろん車が無いと生活できない。
例に洩れず、少子高齢化と人口減少は加速度的に進んでいる。
商店街のシャッター化も半端ない。(私の住んでいるところからでは、商店街すら車が無いと行けないが…)
とまあ、過疎地あるあるをまとめれば、ベストアルバムくらいのボリュームになるであろう、いわゆる”THE田舎”です。
それでも、自分が育った街ですし、
お世話になった人もたくさん住んでいますし、
そして何より我が子も学校や保育所に通っているので、
このまま滅びゆくところを黙って眺めているだけではいられません。
そこで、4月から、地域のコミュニティ施設で会計年度職員(パートタイム)として働いています。
どのような内容の仕事があるかと言うと、
地域の困りごとを行政につなぐ窓口業務だったり、
施設の管理・運営だったり、
各種教室(高齢者学級や親子学級)の運営だったり
といったことがあります。
会計年度職員としての自分とこれからの仕事(野望)
さて、この会計年度職員としてこの先ずっと生きていくのかと問われることも多いのですが、もちろんそんなことはありません。
ゆくゆくは、次のようなことをしたいと思っています。
放課後の子どもたちの居場所を作りたい。
低価格の学習塾を運営して、地域による学力格差を無くしたい。
古民家を改修したい。
レンタルオフィスやコワーキングスペースを作って関係人口を創出したい。
昼間のじいちゃんばあちゃんの憩いの場所を作りたい。(孤立化・孤独死問題の解決)
地元の観光資源や文化的施設を活用してイベントをしたい。
妻の作ったハンドメイド雑貨を販売したい。
見晴らしの良い場所でコーヒーを(できればビールも)飲みたい。
こんな感じでやりたいことが山のようにあるので、
「貧乏暇無し」が合言葉なのですが、
これらのことをかけ合わせながら収益を生めたらいいなと思っています。
野望に向けて、今していることは?
さて、では何から始めよう…ということで、
とりあえず5月からは学習塾を開講しました!(塾生6人(汗))
公民館を借りて週に2回開講しています。
月謝は数千円なので、月の収入は30,000円程度です。
微々たるものかもしれませんが、
初めて月謝をお支払いいただいたときは、大変うれしく思いました。
また、地元のイベントで、妻の作った雑貨を販売しました。(これまでに3回くらいは出店したかな?今月も1回出店予定!)
1回の出店で、15,000~30,000円ほど売り上げます。
準備に費やす時間や、材料代を考慮すると、
単純な収益の計算は難しいですが、
自分の力で手に入れた成果はとてもうれしいようです。(手伝っている自分もうれしいですね。)
ゆっくりとではありますが、将来的の夢(野望)に向かって歩みを進められています。
地域とのつながりは必要不可欠
ただ、今後のことを考えると、
古民家を買う(借りる)には大きなお金が必要です。
そのための資金を捻出しようと思ったら、個人塾の生徒をもっと増やさなければなりません。
イベントに生をしょうし、場所が無い限りは、コワーキングスペースやカフェの運営は難しいでしょう…。
これらを解決する方法として、
「地域とのつながりを強化する。」
というのが今年度の目標です。
いわゆる「顔を売る」
ということです。
顔を売ることによるメリット
顔を売ることで、どんなことが起きるのか考えてみます。(あくまで現在の私が考えている仮定ではありますが。)
① 塾生が増えるだろう
顔が広くなれば、塾生が増えるだろうと考えています。
小さな町なので、塾生の増やそうと思ったら、
「チラシを撒く」か「口コミで広める」しかありません。
SNSもしていますが、これで塾生が広まるというより、塾の希望者に雰囲気を伝えるためにやっているところがあります。
やはり、田舎ネットワークを活用して、塾生を増やしていく必要があります。
そのためにはたくさんの人に顔を売って、
「あそこで塾してるらしいよ。」
「塾行きたいんだったらうちの子と同じところ行く?」
と言ってもらうようになりたいですね。
② イベント出店の依頼が増える
妻が雑貨を作っているということもいろいろな人に宣伝しています。
そうすれば、どこかでイベントやマルシェが開かれる際にはお声がかかるかなぁ~と思っています。
準備に費やす時間も増えますが、妻にとっては好きなことでお金が入る(好きなことで役に立てる)というのは何よりうれしいはずです。
③ 近くの空き家情報が入ってくる。
私が一番期待していることはこれです!。
田舎には空き家が山のようにありますが、なかなか手放そうとする人が増えません。
「(そもそも手続等が)めんどくさい」
「自分が幼いころから住んでいた場所を手放したくない。」
「先祖に申し訳ない。」
「空き家を相続した人が近くに住んでいない。」
理由を挙げればキリがないですが、とにかく安く空き家を手に入れるのは難しいです。
そこで、ここでも登場、田舎ネットワーク!
いたるところで
「こういうイメージの空き家を探している。」
と言い続けていれば、きっと手ごろな価格で(または賃貸で)すてきな空き家に出合えるだろう!
と思っています。
まとめ
とにかく、今年度は収入はガクっと落ちましたが、
今年一年で、顔を広げ、自分を助けてくれる仲間を増やしたいと考えています。
未来への投資というやつですね。
とりとめのない記事になってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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