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【1時間雑学トレーニング#1】オーストラリア大規模森林火災について

こんばんは、しょーま(@shoooomaNOsekai)です。

今年の目標として、造詣が深くなることを一つの目標として掲げてみました。そのために思ったのが、「インプットとアウトプットの癖をつけること」が必要だなということ。

ということで、今年はできる限り続けられるように「1時間雑学トレーニング」を実施してみたいと思います。今回は記念すべき第1回ということで、しっかりとルールも載せて、書いてみたいと思います。

1時間雑学トレーニングのルール

①1時間でインプットとアウトプットを完成させること。今回で言えば、インプットを完成させてからnote1記事するまで1時間で完成させるということ。
②目標は1時間で記事執筆を完成させること。目的は少しでも自分が造詣が深くなるきっかけをたくさん作り、多くの人に発信することにチャレンジできる環境を増やすこと。そしてこの記事をきっかけに多くの人に「ちょっと新しいことを知るきっかけ」を創出すること。
③テーマは自由。なるべく自分が聞いたことがある単語で、自分が詳しくない分野を選び、自分の知っている知識の層を厚くできるように心がける。
④情報ソースも自由。最悪wikiだって使う。
⑤文末にチャレンジ時間を記入。
⑥noteに公開後、多くの人の目に届くように、Twitterに流す。扱ったテーマにさらに詳しい人がいれば、積極的に情報を取りに行き、可能であれば後日追記していく。

こんな感じのルールでやっていこうと思います。

今回はルール説明のところを除いて1時間のインプット&アウトプットを目指します。

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今回扱っていくテーマ「オーストラリア大規模森林火災」

今回第1回目として扱っていきたいのは「山火事」について。
なぜ今回山火事について扱っていこうと考えたかというと、2019年末から続いているオーストラリアで全土を覆い尽くすほどの大火災が起きたことに興味を持ったためです。
(参考:オーストラリア森林火災、動物の被害は5億匹/Newsweek 日本版

今回の大規模森林火災について、BCC気象予報士が解説しているのですが、今回このような火災が起きた原因は、「インド洋ダイポール現象」と呼ばれているものであるとしています。

※インド洋ダイポール現象とは?
熱帯インド洋でみられる気象変動現象で、数年に1度怒ると言われているもの。この現象は「正」と「負」の2種類が存在しており、「正」の場合は熱帯インド洋南東部の海水温が平年より低くなり、通常は東インド洋で活発な対流活動が西へ移動。その結果、東アフリカで雨が多く降り、反対にインドネシアやオーストラリアの降雨量が減少する。「負」の場合は逆のことが起きる。今季は「正のインド洋ダイポール現象」が起きている。
(参考:インド洋ダイポール現象とは?/Climate Watch 季節ウォッチ

この結果、オーストラリア観測史上2番目に降雨量が少ない春となり、非常に乾燥した夏を迎えることとなりました。
夏は非常に気温が上がるオーストラリアですが、この太陽光を水分をほとんど含んでいない地面に浴びせられることになり、通常とは異なり、急速に地熱が上がったことが今回の大規模森林火災につながったとされています。

さらに複合的な理由として、南極振動の北上が考えられるとされています。

※南極振動とは?
南極と南半球中緯度地域の気圧が相反する傾向で変動する現象。南極の気圧が平年よりも高いと中緯度地域の気圧は平年より低くなり、南極の気圧が平年より低いと中緯度地域の気圧は平年より高くなる
(参考:南極振動/コトバンク

南極振動の影響により、本来は南極よりに吹かれている協力な西風が北上、オーストラリアに吹かれることによって、火災の規模の拡大につながってしまっているのです。
(参考:森林火災続くオーストラリア BBC気象予報士が要因解説/BBC NEWS JAPAN

今回はBBC NEWS JAPANの情報を元にまとめてきたが、元々オーストラリアは乾燥が厳しく、落雷や熱波など、様々な自然的要因が考えられるのではないかという意見もみられました。

今回非常に大きな森林火災が発生したわけですが、日本ではどのぐらい森林火災や山火事は他にもあるのか気になったので調べてみました。
政府機関の一つである「林野庁」のデータによると、平成25年から平成29年までの5年間で平均1400件もの山火事が発生しており、多いときには2000件を超える年もあるとのこと(5年間での最高は平成25年の2020件、最低が平成28年の1027件)。大きさは大小あると考えられますが、非常に多く発生していることがわかりました。自身があまり森林や山が身近ではないので、こんなにも多く発生しているとは思いませんでした。

スクリーンショット 2020-01-07 3.55.06

(画像:日本では山火事はどのぐらい発生しているの?/林野庁から抜粋

最後に感想を少し。
今回は「オーストラリア森林火災」について調べながら、日本の山火事についても少し調べてみました。前述したとおり、自分は都会に住んでいることもあり、あまり「森林火災」や「山火事」といった現象に身近ではありませんが、現在も現地の人は非常に大変な思いをされていると思います。自分にできることは多くありません。しかし第一歩として、どういったことが起きていて、その原因や状況について少しでも知ることができたこと、そして誰かに知ってもらえるように発信することができればと思っています。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。もしよろしければ、また別の1時間雑学トレーニングでお会いしましょう。


…難しいなこれ!!


(執筆時間:58分55秒81)
Photo by Jason Wong on Unsplash

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