【1時間雑学トレーニング#8】「ノーパンツデー」が輝かしい
こんばんは、しょーま(@shoooomaNOsekai)です。
成人の日、みなさまお疲れ様でした。毎年成人の日になると、式中に急に大暴れし始めるはかまの怖いお兄さんたちがいたりとかしますが、今年はどうだったんでしょうか。自分の家にはテレビがないので知るよしもなかったのですが、毎年ニュースを聞いては「なんでこんなことするんかなー」っていつも疑問です。僕は特別変なことをしてなかったけど、高校の先生からお小遣いをもらったことが思い出かな。びっくりした。
さて、さっそく今回も1時間雑学トレーニングをはじめていきたいと思います。
1時間雑学トレーニングのルール
①1時間でインプットとアウトプットを完成させること。今回で言えば、インプットを完成させてからnote1記事するまで1時間で完成させるということ。
②目標は1時間で記事執筆を完成させること。目的は少しでも自分が造詣が深くなるきっかけをたくさん作り、多くの人に発信することにチャレンジできる環境を増やすこと。そしてこの記事をきっかけに多くの人に「ちょっと新しいことを知るきっかけ」を創出すること。
③テーマは自由。なるべく自分が聞いたことがある単語で、自分が詳しくない分野を選び、自分の知っている知識の層を厚くできるように心がける。
④情報ソースも自由。最悪wikiだって使う。
⑤文末にチャレンジ時間を記入。
⑥noteに公開後、多くの人の目に届くように、Twitterに流す。扱ったテーマにさらに詳しい人がいれば、積極的に情報を取りに行き、可能であれば後日追記していく。
今回扱っていくテーマ「ノーパンツデー」
みなさん、いきなりなんですが、家帰ってきてから何をしますか?
家に帰ったらすぐに服を着替えたり、ちゃんと手洗いうがいしたり、すぐに布団に飛び込んで寝てしまったり、いろんな人がいると思います。僕は基本的にめんどくさがりやなので、とりあえずひたすら脱ぎまくってパンツ一枚になって布団の中でゴロゴロしています。だから僕の家に突然来る人は気をつけてください。
今日もいつものようにゴロゴロしながらネットサーフィンしていたら、自分がめちゃくちゃ楽しめそうな催しが行われているという記事を発見しました。それが今回テーマに掲げている「ノーパンツデー」です。
最初これを見たときは「え!!!?!?!?スッポンポン!?!?!?」と勘違いしましたが、そういうわけではないようです。
ノーパンツデーとは
アメリカはニューヨークのいたずら集団「インプルーヴ・エヴリーウェア」が始めたことがきっかけで生まれたもの。2002年に創設者のチャーリー・トッドをリーダーになり、7人で行われたのがきっかけ。
今では世界60都市以上に広がって開催されており、ズボン以外の帽子や手袋、マフラーなどをつけて地下鉄に乗り、いつも通りに振舞うことがルールとなっている。
(参考:ズボンを脱いで出掛けよう! 世界各地で「ノーパンツデー」/AFP BB NEWS)
あ、パンツって下着のことじゃなくて、ズボンをお洒落に言うあのパンツのことね。
元々いたずら集団が勝手に始めたイベントが、約20年の時を超えてここまで全世界で行われると当時から考えていたのだとしたら本当に大掛かりな企画だし、この発想には本当に脱帽。日本で今すぐこういったことをやることはできなさそうだけど、似たようなもので、「クリスマスに特定の『吉野家』で全く同じ注文をして、黙々と食べて帰る」とか、「(確か)マトリックスが公開された時に、エージェントの格好をして街を練り歩く」とかそんな「祭り」が行われているのを聞いたことがありますが、それと似たような感じだとしてもめちゃくちゃすげぇ。この様子は、世界中の有名人がテーマを決めてプレゼンテーションする「TED×Bloomington」で公開され、お金をかけなくても非日常なバカバカしさの共有で、集団でユーモアをもたらすとしています。
プレゼンテーション内では、他にも、「建物の窓に1人ずつ、計70人を配置して、道を歩く人にパフォーマンスをする(しかも建物がわには無許可で)」「ゴーストバスターズの格好をして図書館の中を駆け回る」など、普通であったらあまりやらないようなことを、思いっきり本気で楽しんでいる様子とともに紹介していきます。
この動画の最後の方で、「団体への匿名での批判」についてとりあげ、このように続けます。
プレゼンテーション内での発言
トッド「匿名のコメントでいちばん多いのは、「暇すぎるんじゃないか」というもの。でも別に僕らは暇なんかじゃないし、他のニューヨーカーと余暇の時間は変わらない。週末にフットボールの観戦をしている観客を見ても誰も「彼らは暇なんじゃないか」と言わないし、観客も暇だと思って観戦しているわけではない。自分がやっていることが全ての人に好意的に思われるわけではないし、その価値観は人それぞれで、僕らは週末に変わったことをして楽しんでいるだけだ。」
(参考:チャーリー・トッド:バカバカしさの共有体験/TED)
めちゃめちゃかっこいいし、すごく共感できる。
続けて「遊び方にいいも悪いもないということを大人は学ぶ必要があると思います」と残し、プレゼンテーションを終了します。彼はこれを詭弁のように語る素振りは全くないし、心からこう思っているからこそ、実際にプレゼンテーションを見ている人たち、そして自分も心を動かされたのでしょう。今でこそ当たり前になったYouTuberという職業もその一つだと思うし、もしかしたら「1時間雑学トレーニング」というこの企画だって、誰もが面白いと思うわけではないと思う。トッドに遊びの哲学があるように、もっといろんなものを楽しく共有し、学んで行けたらいいなと、少し背筋が伸びるような気持ちになりました。
最後にまとめ。
今回は、なんの気もなしに目に飛び込んできた「ノーパンツデー」という催しからみるチャーリー・トッドの「遊びの哲学」について触れていきました。直近日本では「バカッター」と呼ばれるような、不快に思ったり特定個人を馬鹿にするようないたずらとも言えないようなことが拡散されたりしています。ですが、誰もが傷つかないような、それでいて共有することで楽しめる「楽しい」を生み出せていけたらいいな、と感じました。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。もしよろしければ、また別の1時間雑学トレーニングでお会いしましょう。
僕の「楽しい」を、君と「もっと楽しい」に変えていきたい。
(執筆時間:54分46秒13)
Photo by Ting on Unsplash
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