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【1時間雑学トレーニング#4】結局「圧力鍋」って何がどうなってんだ?って話

こんばんは、しょーま(@shoooomaNOsekai)です。

今日は日中晴れて、「めちゃくちゃいい天気だしいい心地だなー!」なんて思いながら出勤したのも束の間、夕方に近づくにつれてどんどんどんどんありえないほど寒くなっていきましたね。特にビル風の応酬をくらってしまうと、読んで字のごとく、体の芯まで冷えるような、底冷えの寒さとはこのことかと毎日体感しています。

さて、さっそく今回も1時間雑学トレーニングをはじめていきたいと思います。

1時間雑学トレーニングのルール

①1時間でインプットとアウトプットを完成させること。今回で言えば、インプットを完成させてからnote1記事するまで1時間で完成させるということ。
②目標は1時間で記事執筆を完成させること。目的は少しでも自分が造詣が深くなるきっかけをたくさん作り、多くの人に発信することにチャレンジできる環境を増やすこと。そしてこの記事をきっかけに多くの人に「ちょっと新しいことを知るきっかけ」を創出すること。
③テーマは自由。なるべく自分が聞いたことがある単語で、自分が詳しくない分野を選び、自分の知っている知識の層を厚くできるように心がける。
④情報ソースも自由。最悪wikiだって使う。
⑤文末にチャレンジ時間を記入。
⑥noteに公開後、多くの人の目に届くように、Twitterに流す。扱ったテーマにさらに詳しい人がいれば、積極的に情報を取りに行き、可能であれば後日追記していく。

今回扱っていくテーマ「圧力鍋」

最近は風邪も流行ってるので、みなさんお気をつけください。風邪を引いてしまうときの原因として、「栄養不足」が上げられるかと思います。自分は普段から朝ごはんでコーンフレークはおろか、何も口にしない日がほとんどだし、夜もお世辞にも健康にいいと言えないような食事をしているので、これからの季節本当に心配です。

そんな一人暮らしの僕でも助かるなーと思うのは鍋料理。鍋ってとりあえず美味しいものと美味しいものと美味しいもの入れておけば美味しい鍋になるっていう最高の料理だと思っていますが、「鍋」と一口に言ってもいろんな種類の鍋が世の中には出回ってますよね。お洒落なレストランにしか置いてはいけないという都市伝説がある「パスタ茹でる専門の鍋」とか、使い始めは米のとぎ汁を煮立てなきゃいけないという見た目に反して繊細さMAXの土鍋とか。中でも今自分が気になりつつもいまいち理解できていないのが「圧力鍋」という文明の力。なんでも簡単に、しかも時間も短く調理してくれる強者だということは知っているのですが、何がどうすごいのかよくわかっていません。なので今回は圧力鍋について少し詳しくなっていこうかと思います。

圧力鍋とは
一言で言えば、「圧力調節機構がついている鍋」のこと。この圧力を調節することで、通常100℃で沸騰する水の沸点を120℃にあげることができるなど、調理を効率よく、かつ時間短縮までできてしまう。
(参考:一家に一つは揃えておきたいピントルの圧力鍋専門ページ/PINTORU

昔小学生か中学生ぐらいに「富士山の頂上でカップラーメンは美味しいけど、美味しくない」という話を聞いたときに調べたところ、「地上よりも山頂は気圧が低くなるため、水の沸点が下がり、地上で食べる物よりもぬるくなるから」ということを聞いたことがあります。圧力鍋ではこの逆のことが起きているわけで、高気圧で沸点をあげることにより、より高温で一気に調理することができるわけです。より詳しく知りたい人はこちらの記事もどうぞ。英語に自信のある人は、ぜひ動画も一緒に視聴してもらうとより理解が深まると思います。一番最後は『「圧力(プレッシャー)」という言葉には悪いイメージがあるかもしれないが、実はそれほど悪いものではないのだ。』というしてやったり感溢れる文章で締め括られています。こんなこと簡単に言えるのがかっこいいし、今文章書いている自分としてもプレッシャー。


さて、とても物理チックなお話がたくさん出てきたので圧力鍋開発の歴史を調べてみたところ、開発者としてドニ・パパンというフランスの物理学者・発明家の名前が出てきました(他にもデニス・バアビンという料理人の名前も並列して上がっていたのですが、こちらの人は調べても詳細が出てこなかったので割愛)。やっぱり物理学者とか発明家が作ってたのかと思うと納得です。発明された当時は調理器具というよりも「調理設備」のような大きさをしていたのですが、のちにロシア進軍することになるナポレオンによって再び注目を集めることとなります。遠征の際の食料補給問題に一役買って出るわけです。そして月日は流れ1930年代後半にアルフレッドビッシャーによって特許出願がされ、ライフスタイルの変容に伴ってアメリカに普及していったのです。初めて家庭用圧力鍋を作ったのはセブ社(今のティファール社の前身)で、そこから普及がさらに加速していったのです。

ここまで歴史を知ってしまうと急に欲しくなるのですが、結局のところどんな料理に適しているのかはまだピンときていなかったので、その辺りも調べてみました。

圧力鍋に向いている料理とは
目安としては「通常の鍋で15分以上煮込むもの」。下ゆでや炒めるといった工程から、実際に煮込んで火を落とすところまで15分以上かかるものがいいとされている。通常の圧力鍋の調理工程でも火をつけてから沸騰まで、そして火を消してから減圧までの時間を含めて10分〜15分かかる。
(参考:これだけ知れば使いこなせる!圧力鍋に向いている料理、向かない料理/アサヒ軽金属

案の定、煮込み料理に向いているようです。しかしこのサイトのしたの方では「外国製の圧力鍋が増えてきているけど、実は日本食の調理に向いている!」というお話もあります。ぜひ気になるかたは覗いてみてください。意外な食材の調理法についても書いてあるかもしれません。

今回は時間がないので簡単にまとめ。
日頃長時間の料理をあまりやらない自分にとって、簡単に手の込んだ(時間のかかる)料理にチャレンジできるのは純粋にいいなーって思ったし、値段次第では買うのもありかな、と思いました。自分の職場の先輩が「料理は国語、数学、理科、社会と本当に多くの知識が増えるし使うよ!」と言っていましたが、今回は特に理科の部分が強調された興味深い話でした。本当に買っちゃおうかな。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。もしよろしければ、また別の1時間雑学トレーニングでお会いしましょう。


時間という圧力(プレッシャー)は、本当によくない。


(全体参考:圧力鍋とは?/圧力鍋講座今日の発明 〜圧力鍋〜/服部国際特許事務局

(執筆時間:59分42秒39)

Photo by Rustic Vegan on Unsplash

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