⑥メンタルダウンから回復まで
だいぶ更新が遅れてしまった。
最近かなり仕事が忙しくバタバタしていた。
前回の続き、退職した後のお話。
A社を退職することとなった。
当時の僕は自己肯定感が全くなく、全てに申し訳ない気持ちだった。
退職の挨拶のメールも本当にしたくなかった。
怖いというか、もう接点を持ちたくないという気持ちであった。
何人か返信があった。返信に対してなんだかホッとしたのを覚えている。
実際辞めた時、気分晴れ晴れなんてことは全くなかった。
『 これからリハビリか… 』
そんな気持ちであった。
退職後の実際の生活も良いとは言えないものだ。
症状については波が激しい。
一日中ドン底のような日もあれば少し楽な日もあった。
楽な日が続いて、いきなり調子の悪い日があると落ち込んだ。
悪い日を具体的いうと、激しい焦燥感や不安などがずーっと続く。
特に問題や懸念もない。無職なわけだし。
なのに不安で不安で仕方ないのだ。
キツい日はずっと寝ていた。
話は変わるがお金の話し
もし、この備忘録を見ていて、同じ境遇の人は調べてほしいのだが当時 〝 傷病手当〝 を申請して支給されていた。
健康保険組合に申請してもらうものだ。
ただ退職と同時に国保になると思うので在職中に申請した方がよい。
僕のメンタル疾患は完全会社のせいで訴えれば労災にもできたかも?しれないが、、、
もはや、早く縁を切りたかった。そんな訴える気持ちや気力がなかった。
傷病手当はまぁ支給が遅いので3ヶ月分の生活費は貯金しておくのをオススメします。
損をしないように必ず調べて下さい‼️
お金の心配を少しでも和らげられるなら申請すべきです。
毎日がドン底日曜日。
リハビリだと思い、家事や料理はほぼ全てやっていた。
それこそ毎日スーパーに行ってなるべく食費がかからないよう料理をしていた。
洗濯、掃除とテキパキとはいかないができる範囲で。
1〜2ヶ月して体調が良い日が少しづつ増えていった。
回復速度はかなり遅い。
例えば、外傷や捻挫などの怪我は日に日に良くなっていくのがわかると思う。
心の病気は回復がわかりにくく、実感が湧かないので落ち込むこともあった。
あと、とにかく眠い。。。
精神科医のyoutubeなどを見て勉強したが、メンタル疾患の回復期は寝るのが大切らしい。
普通の日、悪い日をジグザグしながら段々と普通の日が増えていった。
普通の日はなるべく散歩をするようにした。
陽の光をあびること、運動することは回復を早められるとのことで実践していた。
またこの時期、人生で初めて1人で旅行に行ってみた。
一人旅もいいもんだなぁと思った。旅行なのに部屋にこもって読書をしていた。
今思えば、旅行で読書って贅沢な時間の使い方だ。
子どもとの時間もたくさん作った。
私は2人子どもがいる。当時は2人とも保育園に通っていた。
一緒に公園に行ったり、旅行にも行った。
子どもは僕がメンタルを崩しても、ふつうに接してくる。とても救われた。
今まで作れなかった子どもとの時間をたくさん作ることができた。2〜3ヶ月の期間だがそのへんのパパの一年分くらい一緒にいたと思う。
子どもと触れる時間が増えて気づいた事がある。
皆さんはなぜ働くのか?と考えたことはありますか?
キャリア、お金、ステータス、、、たくさん理由はあると思う。その理由全てごもっともな理由だと思うし、リスペクトすべき理由だと思う。
その理由…僕は家族の為だと子どもから気づかされた。
仮に自分が独り身だったらちゃんと働かないと思う。
好きなアルバイトやパートしてゆるゆる生活したい。実家に住めば家賃もかからない‼️
ただこうやってハイプレッシャーな仕事をするという事は家族の為、だからなのである。
その時、僕は感じた。
家族を犠牲にする働き方はやめよう。
大切な家族を仕事の邪魔と思う、それって本末転倒ではないか。
とにかく家族が大切。
ここはブレないようにしようと思った。
僕の仕事を頑張る理由は家族なのである。
これからもこのこと、忘れないようにしよう。
だいたい3ヶ月目くらいには転職活動もはじめた。
働かないと生活費を払えなかったし、焦りもあった。
また次回。