『故郷(こきょう)のまち』:「ここに存在して」シリーズ
シダちゃんねるをお聞きの皆さん、いつも私の作品を聞いてくださり、ありがとうございます。そして、朗読をしてくださるシダさん、いつもありがとうございます。
これから記載することは、私の意見です。
見方によって受け取り方も異なるとおもいますので、その違いも楽しんでいただけたら幸いです。
今回はベアカフェに居てほしいとの内容でした。
はじめにテーマを聞いた時、ベアカフェを目的地にするより、他の目的があるなかでたまたまベアカフェに居る感じがしました。
「ここに存在して」という響きのせいかもしれません。
そこで、ベアカフェにたまたま寄る目的を決めるとこから始めました。
4時半と言う時間は夕飯には少し早く、ティータイムには少し遅いと感じる時間でした。
この時間なので、何かに早く来すぎたのか、もしくは遅くついたのかで考えていました。
結婚式など、イベントを色々考えている中で、カフェのある情景を思い浮かべたら、
「電車とバスの近くにカフェがある場所って学生が多くいそう」
と感じました。
なんとなく、学生の街にくる人って、学生の子供がいる大人かなと思い、
また、他の作品で中年男性が出てきていたので、この作品を他の視点で見ているかのように感じて、書き始めました。
主人公は少し疲れている中年男性。
この街の大学に通っていたので、この街や駅を知っていると感じ、
一方で、変わってしまったことが多いのではないかと考えて書いていきました。
結果的に変わらない箇所と変わった箇所を照らすような内容になりました。
主人公は大学の頃の思い出を現実に当てはめるような人で、“変わらない“のイメージでした。
主人公の僕が行きたかった大学に向かっている3番乗り場のバスから僕が降りる描写で、その大学に通っていると言うことを描きました。
その時に、主人公の僕が悲しいまま終わってしまうと感じ、幸せになってほしいと思ったので最後は“変わっていく“ように書き直しました。
今回のシリーズは他の作品がとても面白く、楽しませてもらいました。
他の作品をよければコメントやいいねをしていただけると、いいねは見えませんが僕も歓びます。
色々な作品を楽しんでください。