痩せるのが良いのか分からない
これまで、痩せてスタイル抜群なのがいいと疑わなかった。けれど、本当にそうか?と思うようになった。
きっかけは芸人のバービーさんとピーチ・ジョンのコラボについての記事を読んだこと。
“ボディポジティブ” の考えのもと、様々な体型のモデルが起用されていた。
その写真を見て私は感激した。通常の下着モデルとは違う、「リアルな」体型。それでいてカッコいいのだ。あ、これもいいのかも、と思った。
↓ELLEによるバービーさんへのインタビュー
写真だけでもチラッとと見ていただければ。
↓今年2月に第二弾が発売されている
そう思いつつも、理想の体を追い求めてダイエットをする人はいっぱいいるし、自分だってもっと脚を細くしたい、そしたら自分に自信が持てそう、とよく思う。
女優やモデルは、大半がスタイルの良い人ばかりで、それが普通とされている。ちょっと太っただけで意識が甘いとか騒がれているのも見たことがある。
それに、ぽっちゃりキャラの人に対して、
「痩せたらかわいいのに」
というコメントを見ることがある。
それを見て何か引っかかった。そのコメントに悪意はないかもしれない。もちろんその人が痩せる事が悪いとも思わない。
ただ、その人はその体型も含めて愛されているし、今のままで十分ステキじゃないか、と私は思っていたのだ。
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今、私は痩せるための努力をすべきか悩んでいる。
私の今の体型はBMIで言うと平均的で、健康的に悪い体型ではない。痩せるために時間を使ったり、結果が出なくてヤキモキするくらいなら、違うことに労力を使った方がいいのかな、とも思う。
ただ、私はスタイル抜群という訳でもない。典型的な下半身太りだ。私は一応(?)女優を目指す身なので、この体型のせいで不利になったりしないか、と思ったりもする。
一方で、なんで女優がスタイル抜群じゃなきゃいけないんだ、と反発したくもなる。人前に出るからこそ、こういう体型もいいだろ、と主張したい気もする。
そうやって悩んで、未だ結果は出ないのだが、
今の時点で言えるのは、
痩せていることだけが正解じゃない。どんな体でも、自分がそれを愛せれば、十分だと思う。
自分の体を愛せる自分でいたい。
↑いろんな体型のイラスト