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腸内細菌と牛乳について
こんにちは、湘南バイオデザインです!
本日は牛乳と健康や腸内への影響について記載します。
「牛乳を飲んだらお腹がゴロゴロする…」といった経験から、
牛乳が苦手な人もいるのではないでしょうか。
牛乳を飲んでお腹がゴロゴロしたり、
下痢になったりする症状を「乳糖不耐症」といいます。
牛乳に含まれる乳糖が小腸で上手く分解できないことで、お腹の不快症状につながります。
小腸で分解されずに大腸に到達した乳糖は、
腸内細菌に分解されガスや酸が大量に発生して腹痛などを引き起こすのです。
小腸で上手く分解できない原因は、乳糖を分解する酵素である「ラクターゼ」の産出量が減ること。
幼児期は母乳を主なエネルギーとするためラクターゼの働きが活発ですが、成長するにつれて母乳以外からエネルギーをとり入れるようになります。
その結果、ラクターゼの生産量も減り、乳糖不耐症を引き起こすようになります。
牛乳を飲むときはあたためてから飲むことで、
お腹のゴロゴロを防ぐことが可能です。
腸への刺激がおだやかになり、ラクターゼも働きやすくなるからです。
乳糖を分解しやすいように、少量を何回かにわけて飲むのも効果的。
ラクターゼの産出量が少なくても、腸内にビフィズス菌や乳酸菌が多い人はお腹の不快症状が出にくいことも近年の研究で明らかになっています。
日々の生活から腸内環境を整えましょう!