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#8 『夢幻鉄道』は、朝陽の中で

リモートワークが推奨され、出社するのは週に1〜2日程度になった。

毎日2時間かけて都心のオフィスに通っていたのが嘘の様に重たい足取り。最寄駅が通勤電車の始発駅というのが唯一の救いだ。

朝陽が差し込む車内で1時間ほど眠ると、電車は乗り換え駅に到着する。ここから海の方へ向かう路線に乗り換えて、30分ほど進んだ場所で私は生まれ育った。

電車のドアが開き、流されるようにホームから階段を降りて改札口を出た。
都心へ向かういつもの路線。そして、生まれた町へ続く路線。
多くの人が行き交う通路で、立ち止まり動けない自分がいた…

夢幻鉄道に乗って、彼女はまだ来ない…

#夢幻鉄道
#キングコング西野
#西野亮廣

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