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希望を与える存在となろう!【令和5年度第3学期始業式】
自分の大好きなことを通して多くの人々に希望や喜びを与えることができる存在になってもらいたい…
高校時代の野球やサッカーに情熱を注ぐ取り組みによって、周りの人に希望を与えることができれば、その経験は大きな成長の糧になると思います。
希望には「あることの実現をのぞみ願うことやその願い」という意味のほかに「未来に対する期待や将来の明るい見通し」という意味があります。
希望には「人の心を明るくさせる力」があるに違いありません。
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1)全校での黙祷
3学期の始業式(令和6年1月9日)では全校生徒と共に黙祷(もくとう)を捧げました。
皆さん、おはようございます。新しい年がはじまり本日3学期の始業式を迎えました。本年もどうぞよろしくお願いします。
まずはじめに1月1日に発生した能登半島地震でお亡くなりになられた方々、また2日に羽田空港で発生した衝突事故でお亡くなりになられた方々のご冥福を祈り、全校で黙祷を捧げたいと思います。
黙祷とは、言葉を発することなく、心の中で静かに祈りを捧げることです。
特に、亡くなられた方々の霊魂に弔いの意味をこめて祈りを捧げる行為になります。
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黙祷は、起立をして姿勢を正し、決められた一定の時間に黙って動かず祈りを捧げます。それ以外に、特にきまりはありません。
姿勢を正したままの目を閉じ人や頭を軽く下げる人、合掌をする人…
相手に対して敬意を表し、それぞれの思いを込めて黙祷をすればいいのです。
1日も早い復興と被災された皆様の心に平安が訪れることをみんなで祈り、心を寄せていくことは大切なことです。
そして心を寄せながら自分のできることを自分なりに考え、精一杯取り組んでいくことが大切だと思います。
2)サッカー部の全国高校サッカー選手権大会出場
年末には立正大淞南サッカー部が第102回全国高校サッカー選手権大会に出場しました。
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開会式では愛知県代表、名古屋高校サッカー部の田中主将の選手宣誓では、感謝と希望が述べられ感銘を受けました。
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スポーツは仲間をひとつにします。スポーツはみんなを笑顔にします。スポーツはほかの誰かの勇気やきっかけになります。スポーツは世界を平和にします。僕たちのサッカーが日本の、そして世界の一隅を照らす希望の光となるよう、心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くしてプレーすることをここに誓います。
翌日、ニッパツ三ツ沢球技場で行なわれた試合の応援にも行くことができました。
今回の大会から条件付きだった『声出し応援』も解禁となりました。
結果は残念でしたが、みんなよくがんばりました!
選手とスタンドが一体となって戦う勇姿に感動しました!
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開会式や試合会場でたくさんの卒業生にも会うことができました。
「淞南で過ごした3年間が今の自分をつくっています」
「後輩たちを見てるとあの頃の自分が甦ってきます」
淞南での濃密な3年間が人生のかけがえのない宝物となって、卒業生の中に息づいているのを感じました。
ピッチに立つ後輩たちを応援しながら、高校時代のかつての自分自身にエールをおくり、今の自分を奮い立たせているのかもしれない…
惜しくも試合は負けてしまいましたが、
「勇気をもらいました」
「僕たちも後輩たちに負けないようにがんばります」
と話す卒業生たちは、勝敗を越えたところにある新たな勇気と希望を手にしたようにも感じました。
3)希望を与える存在へ
今年度(令和5年度)は野球部は甲子園に出場し、サッカー部はインターハイに続き全国高校サッカー選手権に出場しました。
教職員、全校生徒はもちろんですが、多くの卒業生はじめいつも応援してくださる地域の皆さま、全国の学校関係者や支援してくださる皆さんが生徒の活躍をとても喜んでくれました。
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活躍する姿が多くの人々に喜びを与えることができる!
生きる希望を与えることができる!
そのことを忘れないでほしい…
元旦に地震が発生し、突然家族を失った人々の悲しみや、今も不自由な生活をしなければならない困難の時間を過ごしている人が、たくさんいることを思うと胸が痛みます。
自分たちには何ができるのだろう…
自分たちは日々どう生きていけばいいのだろう…
そういう思いが込み上がってくるのは私だけではないでしょう。
サッカーや野球が当たり前にできることに感謝し、その大好きなサッカーや野球を通して恩返しする気持ちが大切だと思います。
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一生懸命取り組む姿が、周りに希望を与え喜びを与えます。
将来、もっと大きな希望や喜びを与えることのできる存在へと成長してほしいと願っています。
まとめ
希望とは未来が今より必ず良くなっていくという信念とその方向性に向かってブレずに進んでいく勇気が合わさることで「人の心を明るくさせる力」をより強力なものにするのだと思います。
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自分にしかない大切な個性を磨き、得意なこと、興味のあることにどんどんチャレンジして、この3学期も充実したものにしてほしいと思います。
「自分たちには何ができるか」という探究から「日本と世界の一隅を照らす希望の光」「大きな希望を与える存在」へと成長してほしいと願っています。
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