セルフイメージ
1)「なりたい自分」をイメージする!
自分が抱いている自分自身のイメージをセルフイメージといいます。このセルフイメージが自分の未来にとってとても重要となります。
心と身体の繋がりを研究する運動心理学によれば、自分自身で創り上げたセルフイメージ以上に、現実になることは極めて少ないことが証明されているそうです。
高知大学教育学部の矢野宏光教授の本には、この続きに「サーカスの象」の話が出てきますが、これもとても興味深い内容です。
他にもメンタルを強化するいろいろな方法が論理的に書かれているので、多くの人にオススメです。
子どもたちには、自分の望む「なりたい自分」を具体的に強く心に描いて、将来への希望に胸を膨らませてほしい。
本校の生徒で言えば「プロ野球選手になる」「プロサッカー選手になる」「海外で活躍する」「プロeスポーツプレーヤーになる」というように、まずそれぞれの明確な将来のビジョンをセルフイメージに描いてほしいと思います。
「ないたい自分」=ゴールに到達するため、青春時代に日々小さな達成感を積み上げていくことは、充実した時間を過ごすことにも通じます。
2) 本田圭佑さんの来校
昨年(2021年)サッカー元日本代表の本田圭佑さんが来校され、サッカー部の生徒の皆さんに「若い頃にやるべきこと」について話をしてくれました。
本田圭佑さんや大谷翔平選手、イチロー選手など一流のプロアスリートが、幼少期から、具体的に未来の自分の姿をイメージしていたことは有名です。
本田圭佑さんは、セルフイメージに向かって直向きな努力を続けた結果、心に描いたビジョンが現実のものとして現れてきたことを証明しています。
これは目に見えない心の奥にある想いの世界が、その人の未来に大きく影響することを物語っています。
3) 目標という頂上をめざす
目標に向かって努力することは、頂上を目指して進んでいく山登りに似ていると私は思います。
厳しい急勾配を一心に登っていく人もいるでしょう。
緩やかな道を選び、ゆっくりと登っていく人もいるでしょう。
それぞれの歩みは違っていてもそれでいいのです。
なぜなら「十人十色」というように、成長のタイミングは一人一人異なっているからです。
その歩みの中で、成長するきっかけやターニングポイントとなる出来事や出会いが必ず巡ってきます。
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まとめ
昨日よりも今日、今日よりも明日へと、小さなことであっても達成していく積み重ねこそが自信へとつながっていきます。
うまくいかない時には、方向性を変えてみたり、一度休息をとってみたり、これまでを振り返ってみるという柔軟性を持つことも大切です。
「なりたい自分」を強くセルフイメージに描いていくことは、未来の自分自身を切り拓くとても大切なことだと思います。
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