【メンタルヘルス】 ⑧ Rose Health 患者と医療提供者を繋ぐメンタルヘルスプラットフォーム
はじめまして。エキサイト株式会社のLife&Wellness事業部で働いている庄村(@excite_shomu)と申します。
自分のアウトプットの練習・備忘録として、個人で情報収集している内容(初期は主に海外サービス・企業のざっくりまとめ)を投稿を始めました。
今回はメンタルヘルス第8回目、アメリカの「Rose Health」をまとめます。(内容不備等あるかもしれませんが、ご容赦ください。。。)
Rose Health
企業名:Rose Health
設立:2018年
国:アメリカ
サービスHP
概要(どんなサービスか)
ROSEは、患者を念頭に置いて設計され、患者と医療提供者のつながりを強固にするメンタルヘルスのプラットフォームです。
サービスは、患者向けのセルフケアアプリケーションと、医療提供者むけの患者管理ソリューションの主に2つからなっています。
患者向けのアプリケーションでユーザーは、自分の気分を記録したり、ジャーナルを作成したり、セラピストとやり取りしたり、割り当てられた関連コンテンツを読んだりすることができます。
医療提供者向けのサービスでは、Web ベースのダッシュボードを使用して患者が入力したデータを確認することで、患者がよりタイムリーにどのように行動しているかを測定できます。
ROSE独自の深層学習アルゴリズムは、特許出願中の自然言語処理を使用しており、傾向を検出し、臨床医が患者集団をより適切に管理および理解するのに役立ちます。
機能(どのような機能があるか)
患者向け
・ジャーナリング
一日のうちで自分に最適な時間を見つけて、自分の日誌エントリを送信することで、毎日の気分を記録できます。
・気分日記
毎日の気分尺度を提出することで、医療提供者があなたの感情的な健康状態を追跡し、より強力なケア プランを作成するのに役立ちます。
医療提供者向け
・患者情報ダッシュボード
患者の日誌は、臨床医のダッシュボードにリアルタイムで表示されます。
また、患者が入力した気分・不安についてもAIによって表示されるため、患者をリモートで監視し、リアルタイムの更新に基づいてより効果的な治療を実現できます。
・患者一覧表示
危険にさらされている患者の名前は、イエローアラートまたはレッドアラートに移動します。
これが発生した場合、アプリを介して患者に連絡することができます。
効果(実証されている効果はあるか)
IRBが承認した研究によると、5週間の調査期間中、79%の患者が毎日Rose アプリを使用し、97%の患者がPHQ-9 と GAD-7 のアプリ内スクールをすべて完了しており、73%の患者のうつ病スコアが改善されているようです。
(研究結果はこちら)
展開(今後どのように動いていくのか)
ROSE HEALTHは、行動医療サービスおよびソリューションのプロバイダーであるPrecise Behavioral(http://precisebehavioral.com/)が2022年10月に買収しています。
Precise の行動的健康イニシアチブにおける豊富な経験・健康システム・長期ケアと矯正を、Rose の最先端技術と組み合わせることで、メンタルヘルス分野でさらに進んでいくことを狙っているようです。
参考
アプリURL
https://apps.apple.com/us/app/rose-smarter-mental-health/id1454630070
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.askrose.android&hl=ja&gl=US
Twitter
https://twitter.com/RoseMHealth
instagram
https://www.instagram.com/rosementalhealth/
Precise Behavioral HP
http://precisebehavioral.com/
記事一覧
https://rosehealth.com/blog/
今回のnoteに対し、不備やご指摘事項がございましたら、twitterのDM等にお願いできればと思います。
https://twitter.com/excite_shomu
以上です!
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