毛筆タイプの筆ペン保管のポイント
※本日の記事はぺんてる筆等のカートリッジからインクを押し出すタイプの筆ペンの保管方法に関する内容です
みなさんは筆ペンを保管するときにどのようにして保管していますか。私の周りは下記保管方法の方が多いです。
1.ペン立てで保管をする
2.横に寝かせた状態で保管をする
3.ペンケースに入れっぱなし
毛筆タイプの筆ペンは1のペン立てで『穂先を上』に向けて保管がおすすめです。なぜかというと、インクの出すぎを少しだけ解消する効果があるからです。
祝儀・不祝儀袋の中には滲みやすい紙があるため、インクが出すぎると滲んで失敗してしまうことがあります。
↓滲みに焦って失敗してしまいました。
今まであまり意識をしたことがなかったのですが、ある時穂先を下に向けた状態でペン立てに置いていたことがあり、使用する前に試し書きをしたところ、インクがいつもよりよく出るなと感じたことがありました。
インクの出がいまいちな時はカートリッジを押してインクを出せばいいのですが、出すぎているインクの調整は難しいのですね。
その後、職場や自宅で筆ペンの保管の仕方を試した結果、穂先を上に向けた状態での保管が一番よかったです。
知り合いの似顔絵師は、普段、似顔絵を描く時に筆ペンを使用されているのですが、必要な時にすぐ書けるようインクはよく出る状態にしていると話していました。ですので、用途や好みによって変わると思いますが、私のオススメは穂先が上です。
また、日本筆記具工業会さんのページにも「保管する場合は必ずキャップを上にしてください。」と記載がありましたので基本的には穂先は上に向けた保管の仕方が推奨されているようです。
穂先を上に向けることで、インクの出すぎを少しだけ解消する効果があります。もちろん、保管の環境や状況により、効果の少ないケースもあると思いますが少し注意するだけで書くときに楽になりますので、ぜひ試してみてください。
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