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家族紹介⑤ セバスチャン

セバスチャンです。カニです。
かつては海の底で「under the sea」を歌っていたという噂もありますが、真偽の程は分かりません。

浅いピンク色です。昔はもう少し濃い色だったのか?


セバスチャンは僕の命を救ってくれました。
というのも、今後このブログにも載せますが、中国旅行に行った時、僕は日本との寒暖差に敗北し、見事に大きな風邪を引いてしまいました。頭痛と熱と節々の痛みに襲われて、それはもう久々に結構苦しい時間を過ごしたのですが、その時、彼女が天使のような看病をしてくれまして、その一環で、セバスチャンを紹介してくれたのです。

肥満

飛び出た目と、ヘラヘラと笑いながらベロを出している姿に、最初は病気になった僕を嘲笑っているのかと思いましたが、実はそうではなく、僕を回復させようと明るく振る舞っていたのでした。陽気な手足で、僕が倒れて寝込んでいるベッドの上を何度も歩いてくれるような、そんな明るさがあり、本当に助かりました。節々が痛くて寝られない夜にも、何度もセバスチャンに触れて、もう一度目を閉じる勇気をもらいました。

それだけではありません。
中国から帰らなければならない日、僕はまだ完全回復とはいかず、弱りに弱ってもやしのような状態でした。
彼女が僕のことをとっても心配してくれて、色々な手助けをしてくれた中、セバスチャンのことも僕に預けてくれたのです。
過酷な飛行機旅における唯一の希望でした。そのふざけた顔を見るたびに元気が出ましたし、なにより彼女の温もりも思い出すことができ、気圧の悪い大気に突入して激しく揺れる飛行機でも、なんとか正気を保っていられました。セバスチャンのおかげで生還したと言ってもいいでしょう。

そういうわけで、今は僕の家にいます。相変わらず陽気で、僕の風邪が移ることなく元気に歩き回っています。他の家族との関係も意外と良く、自由奔放に見えながら、他人に気を使って生活しているタイプなのかもしれませんね。そういう子はストレスを目に見えず溜めがちですから、時々慰めたり労ったりしています。

たこぴとの関係も良好

命の恩人でございます。もちろん、セバスチャンを預けて、必死に看病してくれた彼女が1番ですけどね!

それから、やっぱり風邪は引くものじゃない。

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