台湾1人旅行⑬ クレーンゲーム天国
僕が行ったのは、淡水と台北の2つの都市だけですが、その両方ともあちこちにクレーンゲームがあり、これは台湾全体がクレーンゲームを好んでいるのではないかと僕は推論しました。
毎度のミスで申し訳なく、外観の写真を撮り忘れてしまったのですが、場所によっては数十メートル歩くだけで、クレーンゲームのお店があります。大抵は無人で、15から30台のクレーンゲームが並んでいます。(冷房はありません。死ぬほど暑いですし、送風機の音はひたすらにうるさいです)
置いてあるものは日本でも大人気のちいかわやアニメ系、それから台湾で人気のカピバラだったり、意味のわからない食べ物のストラップだったりです。
あのうるせぇチキンが敷き詰められています。気持ちが悪いですね。一斉に鳴き出したら世界が崩壊します。
これが恐らく台湾で人気だと思われるカピバラです。ほぼ全てのお店にこいつの姿を見つけました。
気をつけて下さい!
中には絶対に偽物だろ!とわかってしまう代物も平気な顔で座っています。顔デカすぎでしょ、こいつら。
僕は元々クレーンゲームは苦手で、金の無駄遣いどころか、金をドブに捨てる行為だと思っていました。しかし、台湾のクレーンゲームは一回10元と安く、また僕は1人で行っていたので寂しく、これを取ったら彼女が喜んでくれるかもしれないというぬいぐるみを発見したので、やってみることにしました。
台湾だからと覚醒することなく、僕は失敗をひたすらに積み重ねました。コインがみるみるうちに減っていきます。しかし、せっかくここまできたのに、というわかりやすいトラップに引っかかり、僕は冷や汗をかきながらクレーンを操作し続けました。
失敗を重ねる中で、貧弱なアームが掴むことのできるわずかなポイントがわかるようになっていき、そこを狙えれば上手くいきそうなことに気がつきました。まさかUFOキャッチャーから、失敗から学ぶことの大切さを知るとは思ってもいませんでした。
翌日には、皮を被っていないルーピーを発見しました。これは可愛い。昔中国で彼女と一緒にルーピーを取ろうと奮闘して失敗したことがあったので、リベンジ戦を仕掛けることにしました。
また、僕の彼女が似ているのに気づいてから、2人のお気に入りになったイーブイにも挑戦してみることにしました。
やってやりました。長い戦いの末、僕は2匹を手に入れることに成功しました。
なんだかクレーンゲームが楽しくなってきすぎて、僕は2日目の夜中はクレーンゲームを練り歩いていました。11時を過ぎると、やっているお店はマッサージ屋かクレーンゲーム屋なので、若者たちが遅い時間でもけっこういました。
練り歩いたはいいものの、実力不足かつ、3体ゲットした後は邪念ばかりになっていたので、大きいスヌーピーなどに挑戦して惨敗してしまいました。成果0です。
どこであろうと、何であろうと、ほどほどが1番ですよね。
続く