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近畿をぶらつく⑥ ぶらり大阪

①中之島

高槻からまさかの電車一本で、大阪のど真ん中に戻ってきました。信じられません。思ったよりも大阪は狭いのかもしれません。

中之島は文字通り、川の中にある島です。そのため橋を渡る必要があり、橋の上でなかなかに素晴らしい光景を写真に収めることができました。

沈みかけの太陽が大阪を照らします。

僕たちの目的はこの建物。どんな仰々しいことを行う場所かと思いきや、なんと図書館だというのです。僕の地元の図書館なんてただの四角形の建物で、ほぼ豆腐です。同じ図書館でどうしてここまで差があるのでしょう.....。

とはいえ、僕たちの目的は図書館そのものにはありません(この日は休館日でしたし)。図書館に併設されている「スモーブローキッチン中之島」というところで食べられる極上のモンブランパフェを狙っていたのです。

が、狙いは見事に失敗しました。5時が閉店だったので、4時半までに行けばギリギリ滑り込みでラストオーダーに間に合うかもと思っていたのですが、残念なことに、フードのオーダーは四時までで、パフェを食べることができなかったのです。悔しい。
飲食関係で働いている方を全て敵に回すことになるのでしょうが、その時の本音は、「閉店時間まで作り続けろよ」というものでした。
飲食業界で働いている皆様。先ほどの発言は、飲食業界で働いたことのない生ごみが何か呟いているだけだと思って、どうか聞き流してください。いつも助かっています。

②幸せのパンケーキ

一つのカフェがダメでも、もう一つの美味しいスポットを把握しているのが僕の彼女です。天才です。僕たちは十分ほど歩いて、幸せのパンケーキ北新地店に行きました。
11月末にオープンした、出来立てほやほやのお店です。

最近出来たと知っていたので、行列を覚悟で行ったのですが、意外や意外、がらがら....いえ、幸運なことに空いていました。ここでは運が味方をしてくれたようです.......この先お店の経営は大丈夫なのでしょうか。

僕と彼女は初の幸せのパンケーキでした。登場した瞬間から、今まで食べてきたパンケーキとは全くレベルが違うことに気がつきました。ふわふわです。ぬいぐるみのようにふわふわです。
こんなにふわふわで食べた気になるかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、いざナイフを刺すと、しっかりと抵抗する弾力もあって、ふわふわかつ食べ応えがある天下一品のパンケーキなのです。

僕はフルーツとヨーグルトがついたパンケーキを食べました。これがまた絶品で、パンケーキの甘さとフルーツの酸味が、さらなる幸せへと人を導きます。ちなみに、一個前の写真のパンケーキには、ニュージーランドのマヌカハニーがついてきます。僕はニュージーランドが大好きで、マヌカハニーと聞いただけで、青春として色濃く残っているニュージーランド留学を終わってしまった切なさとと共に思い出します。泣きそう

③ 焼肉!

ふわふわ?幸せ?パンケーキ?
そんな甘ったるいことを言うのはここまでです。甘いもので口を満たした僕たちは、がっつりと焼肉が食べたくて仕方がなくなってきました。

宿がある上新庄に戻り、愛知では見たことがないのですが、チェーン店なんですかね、「焼肉ホルモン王道」というお店に行きました。

何故か「勝男」という文字が気に入って写真を撮りました。
彼女は焼肉食べ放題に来たら、肉をたくさん食べるタイプで、僕は満遍なく、肉も、ご飯も、麺も、ポテトも、ドリンクも、デザートも食べるタイプです。

美味しかったです。

近畿旅行の締めが焼肉でいいのでしょうか。いいんです。観光地に行くばかりが旅行ではありません。その瞬間瞬間で楽しみが沸々と湧いてくるのもまた旅行なのです。
海外に行く楽しみを覚えてから、一時は国内旅行を見下していた性格の悪い時期がありましたが、やっぱり国内旅行も素晴らしいですね。知らないお店が次々に湧いてきて、まだ感じたことのない感情と出会うことが度々ありました。  

近畿。愛知県民から見たら、大阪以外格下とみなしている県の集合体です。が、そんな県同士のいざこざを考えるのをやめるくらいに、魅力的で特色ある経験が待っています。愛知県民だけでなく、近畿を見下している全ての県民にオススメできる場所です。近畿の魅力が少しでも伝わったら幸いです。和歌山も京都も大好きです。


終わり

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