横浜デート② 夕方の部
昼も更けてきました(?)
雲が濃くなり、ご覧の通り、高層ビルの最上階は雲がかかって先端が見えません。
すぐそこの港では、巨大な豪華客船が出航するところでした。煌びやかで高級な光を発した、上位層のための動く屋敷です。ですが、遠くから見る分には、そのいやらしさの部分よりも、華やかな光の行進の方が強調されて、赤レンガから船を見つめる人々の目を奪っていました。
僕たちもまた、眼球が不思議と潤むのを感じながら、2人の時間を過ごせました。
周りを見渡すと、老年の夫婦、同い年くらいのカップル、それから高校生くらいのカップルもいて、各々が夕闇と光の妙技を堪能していました。
高校生カップルは何やらダブルデートをしていたようで、やたらうるさい声ではしゃいだと思ったら突然男女2人に分かれて抱き合ったりするので、心底うんざりとして、目の前の東京湾に沈めようかとも思いましたが、美しい夜景を彼女と見ることができている幸せに免じて、グッと気持ちをこらえました。
さぁ、さらにここから夜が更けて、みなとみらいは輝きを増します。
次回 夜の部
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