2024シーズン浦和レッズ現地参戦振り返り
Prologue
今日の浦和レッズレディースの皇后杯準々決勝をもって、浦和レッズ及びレッズレディースの2024年の公式戦全日程が終了した。
そこで今回は、僕の今年の現地参戦について振り返っていこうと思う。
監督に関しては、マチェイ•スコルジャ監督が退任し、2000年のシドニー五輪で女子ノルウェー代表を金メダルに導いたペアマティアスへグモ監督が就任した。
また、昨年8月の不祥事により天皇杯の出場権が剥奪され、参加する大会はJ1とJLCの2つのみ、結果的に戦った公式戦数は40と、昨年と比べて参戦大会数と試合数が大きく減ったシーズンとなった。
Jリーグ全体に目を向けると、各カテゴリー20チームずつになり、J1に関しては、下位3チーム降格と、一歩間違えたら残留争いに引き摺り込まれかねないシーズンとなった。
現地参戦記録
5月
番外編
5.10 AWCC決勝 vs Hyundai Steel Red Angels FC(🇰🇷)
@Urawa Komaba Stadium 2-1 ⚪️
今シーズンの初の現地参戦は、昨年11月28日に負った大怪我の影響で、2016年に初めて埼玉スタジアム2002を訪れてからでは最も遅い、5月10日。
働いている会社の定時である18:15に都内で仕事を終えた後、19:30前、後半残り20分ほどの時間で到着。
試合は、移動中に先制されて前半の内に逆転して2-1。
その後はスコアは動かず試合終了。
秋から始まる女子ACLのプレ大会となったこの大会を昨年のGSと合わせて4戦全勝で締め括り、文句なしでアジア女王に輝いた。
過去の投稿でも綴った事はあるが、国際試合がキッカケでレッズを応援するようになった自分にとっては、167日ぶりの現地参戦が国際舞台になった事に大きな意味を感じている。
6月
6.1 J1-17 vs 神戸(H)
@埼玉スタジアム2〇〇2 1-1 △
今シーズン初の現地参戦は前述のAWCC決勝だが、埼スタでの試合及び男子トップチームの公式戦の現地参戦に関してはこの試合が今シーズン初めて。
2016年に初めて埼スタを訪れてからでは最も遅い、『今シーズン初の共闘』となった。
また、対戦相手の選手ではあるが、自身が卒業した世田谷区立松丘小学校の同窓生の武藤嘉紀選手(武藤さんが僕から見て6歳上)を初めて生で観る試合とあって、様々な『個人的感情』を沸かせながら見届けた試合となった。
試合は、前半に先制を許すも、後半に投入された中島翔哉のレッズ移籍後埼スタ初ゴールで追いつき、ドロー。
攻め立てていた後半にひっくり返せなかったモヤモヤと首位との勝点差を”1”だけでも縮められたポジティヴさ抱えながら代表ウィークに入る事となった。
6.30 J1-21 vs 磐田(H)
@埼玉スタジアム2〇〇2 3-0 ⚪️
後半戦最初のホームゲーム。
試合前には磐田サポの友人と浦和駅周辺を散策。
自身も大学生の頃は頻繁に通ったレッズサポーターの聖地である『酒蔵力』とレッズの『もう一つの本拠地』でもある駒場スタジアムなど、レッズに関するものを中心に『ホームタウン浦和』を案内し、この街で戦う前に気持ちを高めた。
試合は、前半に1点、後半に2点を挙げ、6/26に続いて2連勝で、幸先の良いJ1後半戦の出だしとなった。
自身が参戦した埼スタでの試合では実に8ヶ月半ぶりの勝利となった。
また、試合後には、6月にレッズを退団する事が発表された酒井宏樹とアレクサンダーショルツの退団セレモニーが行われ(同じく6月に退団する岩尾憲はこの日の時点で移籍先の徳島に合流済、オラソルバッケンに関しては試合後日付が変わってからの退団発表の為お別れの場は設けられず)、3年間の共闘の時間に思いを馳せながら新たな場所での成功を願いつつ、シーズン途中での別れを惜しんだ。
宏樹にはちゃんと『アウェーチームの一員』としてレッズの前に帰ってきてほしいし、ショルツの日本語でのスピーチは感激した…。
今思えば、結果的に25歳としての最後の現地参戦となった試合がこの試合で良かったな。
8月
8.31 J1-29 vs 町田(A)
@国立競技場 2-2 △
この日の3日前に年を重ねてから初めてのレッズの試合であり自身の現地参戦。
この試合の4日前にへグモ監督の退任と昨年レッズを率いたスコルジャ監督の就任が発表され(ビザの関係で指揮を取り始めたのは9月から、この試合は池田伸康が指揮)、新たなスタイルを試しつつ、昨年のスタイルを思い出しながら臨んだであろう一戦。
このスタジアムへの訪問は昨年のルヴァン杯決勝以来、『アウェーチームのサポーター』としてこの場所を訪れるのはこの日が初めてとなった。
また、町田の黒田監督とは、2年半前にこの場所で高校サッカー選手権の決勝を見て以来約2年半ぶりの『再会』となった。
試合は、2度リードを奪うも、ラストプレーで追いつかれ、引分。
昨年11月に背負った『国立での借り』は返せず、どんよりした気持ちの中で都内の自宅への家路を辿ったのであった。
9月
9.21 J1-31 vs FC東京(H)
@埼玉スタジアム2〇〇2 0-2 ⚫️
年を重ねてから初めての埼スタでの試合であり、今シーズン唯一参戦できた、東京勢とのホームゲーム。
また、スコルジャ監督がレッズに『復帰』してから初めてのホームゲームとなった。
試合は、前半にオウンゴールとPKで2点を献上し、スコルジャ監督復帰後初黒星となった。
今シーズン初めてシーズンダブルを喰らったショックと5ヶ月ぶりにホームで負けたショックと共にこの日の相手の『ホームタウン』へと帰ったのであった。
10月
10.19 J1-34 vs 東京V(A)
@味の素スタジアム 1-2 ⚫️
このスタジアムに東京ヴェルディとの試合で訪れる事及びリーグ戦における東京ヴェルディ戦に現地参戦するのはこの時が初めてとなった。
試合は、前半に、昨年までFC東京に所属していてこのスタジアムを『本拠地』としていた渡邊凌磨のゴールで先制するも、後半に2点を奪われ、逆転負け。
これで、東京勢3クラブとの試合は2分4敗で1度も勝てず。
自身の『東京都での現地参戦』における初勝利はまたしてもお預けとなり、都内在住のサポーターとしては一層悔しい結果となった。
12月
12.8 J1-38 vs 新潟(H)
@埼玉スタジアム2〇〇2 0-0 △
2024年のJ1最終戦であり2024年最後の公式戦。
これで、自身にとっては、ホームでのリーグ最終戦は8年連続で現地参戦となった。
試合は、最後まで得点を奪えず、スコアレスドロー。
悪い意味で、今シーズンを象徴する試合となってしまった。
試合後には、契約満了が発表されていたエカニットパンヤとブライアンリンセンの退団セレモニー及び今シーズンを持って引退する宇賀神友弥と興梠慎三の引退セレモニーが行われ、共闘した時間に思いを馳せながら別れを惜しんだ。
現地参戦した試合の戦績(トップチームのみ)
合計参戦数:40試合中6試合
Home:19試合中4試合
Away:21試合中2試合
6試合中1勝3分2敗
Epilogue
今シーズンは、本格的に現地参戦するようになった2017年以降では初めて、ホームゲームと東京でのアウェーゲームのみの参戦であった。
また、鳥取と長崎でのアウェーゲームのみとなったルヴァン杯の参戦もなし、コロナ禍だったシーズンを含めても参戦試合数がかなり少なかったシーズンとなり、殆どの試合をDAZN越しもしくはテキスト速報で見届けたシーズンであった。
来シーズン、金銭面やスケジュールとの兼ね合いにはなるけど、どのくらい参戦できるかな。
そして何より、ずっと夢見ている、『世界』への挑戦も控えている。
それだけは何としても参戦したい。
というより、参戦しなければならない。
極論、アメリカ遠征に行けるのならば、国内でも試合は全く参戦できなくてもいいとさえ思っている。
と言う訳でレッズに関わる皆さん、2024年もありがとうございました!
We are REDS!
2024.12.22 SHOMA.O