Towards ”2025”〜『忘れ物』を取りに行くための新たな戦いの始まり〜
Prologue
日本時間で昨日深夜、CWC(Club World Cup、世界一のクラブを決める大会)で4位に終わり、俺が大好きなクラブである浦和レッズの2023シーズンが終了した。
それはつまり、今後に向けて、もっと言うと、2025年6月に開幕するアメリカ開催のCWCに向けての新たな戦いの日々が始まった事を意味する。
また、正午過ぎには、来シーズンのJ1の開幕カードが発表された。
”2023年”そのものが終わっていない中でまだ早い気もするが、少しずつ来シーズン以降に意識を向けていかなくてはいけないと思っている自分もいる。
Towards ”2025”
今シーズン最後に残した大きな『忘れ物』を取りに行くため。
今月見られなかった景色を今度こそはこの目に焼きつけるため。
スタジアムで共に闘い、世界の頂点を掴み取るため。
本当は今月、紅海に面したサウジアラビア西部の都市•ジェッダで行われた同大会で共闘する為に、行きの航空券や試合のチケットなどを確保していた。
だが、交通事故に遭った事で幻と消えた。
交通事故についての詳しい経緯などはこちら。
それを機に、ずっと念願だった『レッズと共に海外遠征』は、『悲願』に変わった。
その『悲願』を成就させるには、レッズを応援するだけでは足りない。
むしろ、今までみたいに現地参戦にお金や時間を使い続けていたら、再来年もまたCWCに参戦出来ないなんて事になりかねない。
日本でレッズの試合に現地参戦し続ける事と海外でのCWCに参戦するために一定期間日本での参戦を我慢する事を天秤にかけた時にどちらの方が重いのかと問われれば、迷わず後者と答えるのだから。
俺がレッズサポとして特にやり残した事であり本当にやりたい事は、『レッズと共に海外遠征』なのだから。
国内の参戦した事がないスタジアムへの参戦とか国立での優勝やリーグ優勝を見届ける事など、レッズサポとしてやりたい事ややり残した事は他にもあるけど、レッズやサッカー観戦以外で俺自身が自分の人生の中でやりたい事ややり残した事もたくさんあるので、現地参戦に関しては優先順位をつけ、一番上に来たものを実現させる為の決断をしたい。
レッズは既に再来年のCWCへの出場権を得ているのだから、余程のアクシデントなどがない限り、1年半後にまたこの舞台に立つ事が出来る。
後は、俺自身がその舞台で共に闘うに相応しいだけの人間にならなくてはいけない。
必要なものは何で、足りないものは何なのか。
お金、アメリカで通用するだけの英語力、海外での経験(サッカー観戦に限らず)。
パッと思いついたのはこの3つ。
これが多いと感じるか否か、これらをレベルアップさせる事が大変と感じるか否かは人それぞれだが、俺自身は、1年半あればそれ相応のレベルまで持っていく事は出来ると思っているし、そこに照準を合わせて行動するべきだし実際に今の自分が出来る事から一つずつやっていこうと思っている。
Epilogue
ジェッダの地での共闘が叶わなかった事は本当に残念でならない。
だけど、開き直ると、それはもう終わった事。
つまり、過去の出来事になった。
これ以上悔やんだ所で何かが好転する訳ではないし、良い事は何もない。
開催国や出場チーム数、形式こそ大きく異なるが、幸い、同じ舞台に立てる機会がもう1度あるという事は確定している。
俺自身、海外遠征に行けずに味わった無念は海外遠征に行かない事には晴らせないと思っているが、この『無念』を晴らすチャンスは1年半後にある。
今月味わったマイナスの感情はとても計り知れるレベルではないが、それら全てプラスの力に変えて俺自身もレベルアップして、次こそは、必ず、『世界』の舞台に立つ。
俺は、一度は海外遠征に行くべき存在。
海外遠征への想いは、誰に何と言われようと譲れない。
このまま「翔麻はあれだけ国際試合や海外遠征への想いが強いのに海外遠征に行った事はないよね」なんて言われ続けてたまるか。
2023.12.24 SHOMA.O