【幻塔】闘獣場解説 既存プレイヤー用02～最終日アルティマニア～

1.はじめに

この記事は、ゲーム Tower of Fantasy(幻塔) (←音!!)のコンテンツの一つ、タワモンについての記事です。
これはすでにタワモンをプレイいている人に向けた、「選択乗り物箱（飼育）」を得るための方法論です。

これを実践して直近の成績が
シーズン4：4位
シーズン5：5位
シーズン6：12位
シーズン7：7位
再現性のある方法を確立できたと考えます。

2.概要

簡単に説明すると
”2位の状態で戦い始め、防衛で負けた分を攻撃で勝って元に戻す”
です。
「できるわけねーだろ」
「勝ち負けなんて運」
「はい運ゲー」
「祈りが板」
などのご意見が出るでしょう。ごもっともです。
しかしこの方法は、「ゲームの性質上どうしても避けられない部分を除き、運の影響を極力受けないようにする」という思想で設計しています。
その詳細について説明します。

「自分は運に自信がある」という方は読み飛ばし推奨。

3.”防衛の負け分を勝って戻す”とは

勝ち負けなんて運だろ

いいえ、最終日に自分が何勝何敗するか、事前に予測できます。
シーズン7の例を出して説明します。

・自分は攻撃で何勝するのか

勝った数 = 戦った数 × 勝率　です。これは勝率の定義から明らか。

私は過去シーズンにおいて、15回、15回、11回の攻撃を行っていました。したがってシーズン7はそれらの平均の14回の攻撃になると予想できます。
また、その攻撃した際は平均勝率70%でした。
よってシーズン7は14回攻撃して70%勝ち、10勝程度になるだろうと、シーズン7の開始から予測していました。

・自分は防衛で何敗するのか

同様に計算できます。

過去、最終日に攻撃された回数は平均17回です。
先述の計算結果から最終日は10勝が期待できるので、負け分を勝って戻すという観点から、10回の負けが許されます。つまり7勝10敗したいので、その時の防衛の勝率は41.2%。
以上から、防衛勝率41.2%出るチームを防衛に置けば、勝ち負けが同数になり、戦いが始まった順位のまま終われるだろうと予想できるのです。
※各パラメーターは人によって違うので、必要な防衛勝率も変わります。

・実際はどうだったの？

シーズン7、防衛チームは勝率50%の編成。結果16戦8勝8敗。予想通りです。
攻撃は9戦7勝。勝率77.8%。10勝には届いていません。
2位で戦いが始まりましたが、負け数の方が多くて7位で終わりました。

攻撃した回数が予想を大きく下回っています。今シーズンは、攻撃され始めたのが20時40分と遅かったのでこちらが攻撃するのも遅れました。
シーズンを経るごとに戦いが起こる時刻が遅くなっているので、そのあたりを考慮する必要がありそうです。

4.”2位で戦い始める”とは

・2位が持つ特異性

なんで1位でも3位でもなく2位なの？
10位以内だったらどこでもいいんじゃないの？

タワモンにおいて2位はとても重要です。
タワモンでは順位が上の相手を攻撃し、勝ったら順位が入れ替わります。
では、順位がいくつ上の相手へ攻撃できるのか。
11位は、8位上の3位までと戦えます。
10位は、6位上の4位までと戦えます。

1位より上は無いので、7～2位は厳密には「1位まで攻撃可能」となる

なんで11位の方が上に攻撃できるんだ？？？分かりません。幻塔とはそういうゲームだ、と理解しておきましょう。

重要なのは、
・2位にいれば、(普通は)1度の敗北で入賞圏外まで落ちることはない
・1位は他に攻撃することが出来ない
という点です。

タワモンでは、対戦中はシーズン終了時間の影響を受けません。
21時にシーズンが終了し、順位が精算されるはずですが、20時59分59秒に対戦が始まった場合は21時になっても順位は精算されず、その対戦が終わった時に、対戦結果を踏まえた精算が行われるのです。
つまり、シーズンの終了間際に攻撃されて負けた場合は、順位が落ちた状態で精算されるという事象が発生します。
さらに悪いことには、相手が攻撃してくるのを防げないのです。
ルール無用かよ！！！残念ながら幻塔とはそういうゲームです。

相手の攻撃自体は防げませんが、2位にいれば終了間際に順位が落ちても入賞圏内で耐えます。

・(普通は)？

先ほど、わざわざ「(普通は)1度の敗北で圏外まで落ちない」と言いました。
普通じゃない場合があるの？ あります。幻塔はそういうゲームだからです。
それが二段落ちと呼ばれる現象です。

5.二段落ち

・二段落ちとは

多段落ちとも呼ばれます。

右側の挑戦者リストは、その下に表示されている「更新までの残り時間」が無くなるまで同じ相手が表示され続けます。
自分が負けて順位が落ちても同じ相手が表示され続けます。それどころか攻撃できてしまうのです！
こうして勝つと、相手は普通じゃないくらい順位が落ちてしまいます。
このように、普通じゃない方法で攻撃され、普通じゃない順位の変動が起きることを二段落ちと言います。
二段落ちが重なり、更に大きな順位の変動が起きることもあるので、多段落ちと呼ばれたりもします。

・二段落ち対策

自分の順位をこまめに確認し、二段落ちした場合はすぐに上位のプレイヤーを攻撃して復帰して下さい。
ただし、1位にいると復帰できません。攻撃できないためです。
二段落ちした際、攻撃して復帰するために2位でなくてはならないのです。
現在順位は「報酬プレビュー」のボタンで確認できます。

6.「挑戦を受けている最中です」

二段落ちと並び、プレイヤーに忌み嫌われているのが「挑戦を受けている最中です」です。
自分が攻撃しようとした相手が、すでに他から攻撃されていた場合、このメッセージが出て攻撃することが出来ません。
二段落ちから復帰するために攻撃しようとした相手が、全て「挑戦を受けている最中です」の場合は、為す術なく落ちるしかありません。
この方法の唯一の運要素です。

7.おわりに

このように
・終了間際に負けてもいいように、また、二段落ちから復帰するために2位を維持する。
・2位を維持するための防衛勝率を計算し、そのための防衛チームを編成する。
という方法で、高い確率で10位以内に入ることが出来ています。

防衛チームの調整は、1ヶ月間設けられた調整期間を利用して行います。
次回は調整期間の使い方についてお話します。
興味のある方は、次の記事でお会いしましょう。
では皆さん、楽しい幻塔ライフを！