毎日コツコツ料理暮らし その86『桜前線のように野菜にも旬前線があります』
久しぶりに更新します。
毎日コツコツとは更新はできませんが、何気ない毎日の料理暮らしに思うことなどを書いていけたらと思います。
今回は、もうすぐで春となって桜の季節ですね。
野菜にも桜前線のように南は九州付近から北海道まで、スーパーで並ぶ食材の産地が変わっていくようなことがあります。
日本は中国やアメリカなどと違って小さい国ではありますが、九州と北海道では環境が違ってきます。
気温も違ってくるので、お野菜の育ちも変わってきます。
旬の流れを知ろう!
旬には、「走り」、「盛り」、「名残り」という3つの流れがあります。
「走り」は旬の始まる前あたりのことを言います。
「盛り」は旬の絶頂期で、1番市場に出回る時期です。
「名残り」は旬の終わり頃です。
この3つの時期でも味が変わってきます。
走りは味が乗り切れてない感じです。味付けも素材の味わいを活かした料理方法をすることで、素材の味わいを楽しみやすいかと思います。
盛りの時には味も乗ってきて、その素材の味わいを楽しみやすいです。
名残りになると、味が濃くなってきたり、繊維質が多くなってきて少し食べにくい場合なども出てきます。そのため、調理方法にも少しコツが必要となってきます。
料理にとって面白いのは、例えば春の名残りと夏の走りを使った料理など、季節のコラボレーションなこともできることです。これは期間限定的なことにはなりますが、なかなか面白いものが出来上がります。
こういう面白いことを行えるのも、桜前線のように旬前線を意識することでやりやすくもなります。今は、通年いろんなお野菜が手に入るので意識することは難しいかもしれません。
同じスーパーに行って、例えば春野菜が冬の時期に出てきていたら、産地を見てみてください。大体が九州あたりの産地になっていることが多かったりもします。
段々と九州から岡山や兵庫や少しずつ東へと移動していき、もし近くにそのお野菜の産地があればそこを中心になるかと思います。
美味しいお野菜の産地を選ぶ方法としては、なるべく住んでいる近くの産地を選ぶのが鮮度もよくてオススメではあります。
遠いと移動距離によって、収穫から時間が経ってしまい、鮮度もあまりよくないという場合も一理あります。
これが一概には言えませんが、自分が住んでいる近くの産地を食べることで、その環境に応じた栄養素がたくさん摂取できるということもありえるかと思います。
スーパーで産地の移り変わりをぜひ一度、チェックしてみてくださいね!
Nadia Artistとして活動中
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旬の食材を使った料理を紹介していますので、よければ
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