ご飯の魅力にハマったわけ⑥
待ちに待った日本選手権@お台場
3年越しに切符をゲットし、目標にしていたお台場での日本選手権。実は、この大会の前回大会より、私が走りたいと思ったランコースであるプロムナード会場は変更になっており、バイクコースと併走して、ランコースになっていた。本当に残念。それでも、オリンピック選手と一緒にスタートラインに立てるとあって、かなり興奮したし、中でも一番緊張したのが、前日の競技説明会であった。近くに、日本トップクラスの選手がいて、テレビなどの記者やプレスの報道陣などが集まっているのを見て、地方大会との違いを感じるとともに、私はここでしっかり走り切れるのかぁなんて不安になったりもした。
バイクはテクニカルなコースで同じパックで2人も落車が発生
スイムも中盤より後ろの方でアップしたが、周りに知り合いがいっぱいいるし、一緒にパックを作って頑張れるメンバーが揃っていたことは知っているのでそこについていった。しかし、8名くらいの集団で時速40km越えをする時間が長く、ボトルを取る余裕さえもなかった。というのも、ボトルをとる時に失敗して集団から消えていく人を2回も見た。恐ろしいコースだと思いながら、私もコーナーは、後ろの方で頑張ってついていくしかなかった。
それが仇となり、残り2周を残して(8周回するコースだったような)直角コーナーで集団の先頭メンバーが落車し、それに巻き添いになる形となった。後方にいた私は、ブレーキを思い切り踏んで追突を免れたが、鋭角での急ブレーキにタイヤがホイールから外れ、自力では元に戻せないという状況に。時間があれば、ちょっと戻ったところにメカニックスペースがあったので向かっただろうが、第一集団がすでに私たちを抜くところまで来ていたので、私はそこでDNFとなった。諦めたと言ったほうがいいのか、あっけなく私の日本選手権は終わったのであった。(スイム1.5km、バイク30kmは乗ったかな。)
内心、午後から資格試験(PMS:プロジェクトマネジメント協会)もあったので、余力を残して向かえたので良かったと思った気もする笑。(結局落ちたけど笑)。
本当は、日本選手権で順位が欲しかったけど、最初で最後の挑戦で、ゴールできなかったけどなんか清々しいかった気がする。
ご飯が大事だと思ったのは、日本選手権と関係なく
当初、私は日本選手権に出場するのを目標にこの数年間練習してきたんだけど、実は、日本選手権出場を決めたインカレの翌週に行われた日本で一番長いトライアスロン大会である「佐渡国際トライアスロン大会」に出場し、優勝したことがきっかけで、ご飯ってすごい!って思ったの。
続く。