【富山県】高低差4,000mのユートピア(雪・木・花・ガラスの世界)
機会があって富山県の酒蔵にお伺いする際、せっかくだから富山県を知ろうと観光地へ赴いてみたところ、そこには思わぬユートピアがありました。
富山県は、標高約3,000mの立山連峰と水深約1,000mの富山湾があり高低差4,000mの世界。
それも源流からわずか約56㎞の距離で立山連峰の栄養と酸素を含んだ美味しい水が富山湾に注ぎ込まれるので、富山湾は「天然のいけす」と言われて豊富な魚が生息。富山のホタルイカやシロエビは有名ですよね。
だけど今回は、食を除いた富山県の魅力の話題。
大自然を感じる富山県の非日常の世界、天気はいまいちだったけど今更ながら感動体験してきたのでご紹介します。
(各所の写真は多数あるものの厳選して最大5枚づつに絞りました)
雪の大谷
今回の一番の目的地『雪の大谷』。立山黒部アルペンルートは以前長野県側から登ったことがあったけど大観峰までだったので、今回は富山県側から室堂までを登る。
そして有名な雪の大谷へ。ここでは今が春とは思えない一面雪の光景が広がっている。
地球温暖化が進んでいると言っても今年の雪壁の最高地点は昨年より1m高い14m。非日常空間が広がる~。
残念ながら期待していた雷鳥には出会えなかった。
砺波チューリップ公園
今回運が良いことに、「2024となみチューリップフェア」が開催していた。
天気はイマイチだったけど、1952年から始まった約300品種300万本の国内最大級のチューリップフェアは圧巻!
砺波市はチューリップ球根国内最大産地であり、富山県は日本一のチューリップ球根生産県。
因みに、チューリップの花言葉は「愛の告白」
赤は情熱、黄は空しい愛、白は失恋、紫は永遠の愛、斑入りは美しい瞳、だそうです😊
TOYAMAキラリ(富山市ガラス美術館)
隈研吾氏デザインの富山市ガラス美術館&富山市立図書館(2015年オープン)。
外観はガラス芸術の盛んな富山県を立山の氷の岩脈で表現、内観は富山産の杉をふんだんに使い木造建築のようでかつ最上階のトップライトの光で階下まで全体を明るく照らす工夫がされている。
富山県のガラス芸術の源は、300年以上続く伝統の「富山の薬売り」
ガラス美術館は見応え十分、しかも入館料200円ってコスパ最高。
中でも巨匠デイル・チフーリ氏のガラスアートは圧巻。「写真を撮っても良いけどSNSには載せないで」とのルールは有難いけど今ではストレス一杯。
素晴らしい画像盛りだくさんなのでアップしたーい!
だけど、ダメだって😢
カフェ DINING 呉音
富山市舞台芸術パーク内にある隈研吾氏デザインの木組み建築のカフェ(2011年築)。
木のぬくもりとガラスの解放感、パーク内の景色も非日常的な空間で美味しいシフォンケーキでまったりした時間を過ごす。
五箇山 「菅沼合掌造り集落」「相倉合掌造り集落」
富山県五箇山の菅沼・相倉と岐阜県白川郷の合掌造りの集落は、1995年12月にユネスコ世界遺産登録。
豪雪地帯ならではの合掌造りの日本の原風景、養蚕や加賀百万石を支えた塩硝づくりなど山里に暮らす知恵のかたちが世界の人を魅了するのがわかります。
おまけ 五箇山豆腐
最後までお読みいただきありがとうございました。