
本が世に出て。
無事に本を出すことができまして、本当にホッと胸を撫で下ろしている近頃です。
遺跡発掘調査事務所の仲間にも徐々にバレ、皆さんが大盛り上がりで応援してくれ、「何がどうなっちゃってんのだろう!」というびっくりを感じております。
実は、本を出しました!と言ったら、『尊敬します』とか『先生』なんて言ってもらえて「おおお!なんじゃこれは!」って感じです。
だって、やってる事は、子供の頃と同じ、新聞に挟まっている広告の裏が白いものにひたすらお絵描きしているのと同じ感覚。
いや、今回はちゃんとストーリーに仕上げました。作品として仕上げる!自分としては、これがすごいのですが、人様にも言ってもらえるとは!!嬉しびっくりの境地です。
実は、いち作業員のわたしが恐れ多くも遺跡ネタの本を描いちゃったので、内心ビクビクしておりました。だって、考古学業界ってあまりにも広くて深いのです。先生たちは論文一本仕上げるのに論文を何百何十も読んでかかるのです。わたしなんて、わからなかったらすぐ人に聞きます。だって論文なんてそもそもどこで読めるのかわからないようなアルバイトとしての人生ですもん。
しかしですよ、これが一番の強み!と、気づきました。
わたしには、学派も専門もない!縦横無尽に興味のあることに突っ込んでいけるというわけです。
そんなわたしの描いたものを参考文献にも記載させていただいた憧れの先生がツイートしてくれたり、
本日の言葉
— 山田 康弘 (@arch_yamada17) September 23, 2021
「土偶じゃなきゃダメですか」
by今井しょうこ(植田真監修)2021『マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアル』創元社
憧れの博物館の方がツイートしてくれたり
個人的に気になったので入手しました。発掘に興味を持って、現場で少しずつステップアップしていく様子が、ロールプレイングゲームのようで楽しく拝読しました。ありがたいことに釈迦堂もイラスト入りで紹介されています。#釈迦堂遺跡博物館 pic.twitter.com/YjMh7Pn282
— 釈迦堂遺跡博物館 (@ShakadoJomon) October 2, 2021
どんだけ恵まれてんだと思います。
しかし、世界に向かって、自分の感じたことや考えを発してしまっていいいのだな、と今更勇気をもらっていますので、VIVA創作!していきたいと思います!
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