吉本ばなな『はーばーらいと』・極私的感想
少し前にこの本の存在を知り、これは読まねば…!と思い、即買い、すぐに読み終えた。
よかった。
わたしのために書かれたんじゃないかと妄想してしまうくらい、よかった。
装丁もすごくすてき。
プロローグ的な二十数ページのあとに、「はーばーらいと 吉本ばなな」と書かれた中表紙が現れるのだが、ここでまず泣きそうになった。
映画みたいで。
あと、裏表紙の裏に貼られた紙がつるつるすべすべの紙で、読んでいるとき、ずっとそのツルスベ感を指で味わっていた。ちなみに、表紙の裏に貼られた紙は、少し