第1回学習マンガ国際カンファレンス:The I International Conference Teaching with Comicsに行ってきた話。
はじめに
この度スペイン大使館からアルバロ(Álvaro Pons)さんと繋がったご縁で、2022年10月19〜21日までスペイン、バレンシアで行われたThe I International Conference Teaching with Comics(第1回の学習マンガの国際カンファレンス)に、Aha!Comicsとして、登壇してきました!
Aha!Comicsとは「学習マンガでAha!(わかった!)という瞬間を届け、世界の教育水準の底上げに貢献する」というミッションのもと、現在ベルリンと東京を拠点に、学習マンガを作っているスタートアップです。
2020年、ドイツ語かけ算のマンガを制作し、ベルリンを中心とした小学校や図書館へ2400部マンガを無料配布し、教育関係者から絶賛の嵐で、大成功を納めました。
詳しくは、BuzzFeedさんが以前記事を書いてくださっています。
スペインでのマンガ研究の第一人者であるアルバロさん曰く、
今回世界で初めての第1回学習マンガの国際カンファレンス!!とのことで、
さらに、日本からの登壇者は、我々のチームだけだったので、
日本の皆さんに、一体どうだったか、学びをご報告できたらと思います。
3日間非常に濃密かつ、素敵なご縁ばかりでした。
カンファレンス概要
こちらのサイトに、詳しく書かれています。
ざっと、概要を日本語訳したものがこちら。
登壇するには?
登壇についての要件は、こちらに詳しく記述しました。
下記の要件で準備が必要です。
アルバロさん曰く「カンファレンスは今後、2年に1回、毎回場所を変えて開催し続けたい!」とのことで、今後参加希望の方は、参考にしていただけると。
参加するには?
サイトから、事前に情報を登録し、チケットを購入する必要があります。
今回チケットは3日間分の金額で、2種類ありました。
今回1回目で運用がテンパっていたのか、チケットの購入時期が直前ギリギリや当日買えなかったので、次回注意が必要です。
開催場所
第1回目はスペイン有数の歴史を持つ大学、バレンシア大学で行われました。
創立は1499年!!!
しかし、新校舎で開催だったので、コンクリートの建物が、
どことなく母校多摩美にそっくり。
スペインの若者と戯れながら、懐かしの大学に潜入です。
スケジュール・登壇内容
配布された登壇スケジュールはこちら。しかしがっつりスペイン語!
ぬぬん!!
よくわからんので、DeepLでざっくり日本語にしたものはこちら。
( もともとサイトで公開されていたスケジュールと、当日のスケジュールが知らん間に変わっていたところもあるので、全部日本語正しく訳されていないかもですが、あしからず。)
11:00-11:30にコーヒーブレイクがあること、
4:00-16:00と日本と2時間遅れで2時間もランチタイムがある、
終わりは20:00っていうの、THE スペインですね。
(その後、21:00〜23:30 夜ご飯でした。胃が死ぬ。)
焦らずゆったり、Chillingなカンファレンスでした。
参加しての全体感想
実際参加し、カンファレンスについて感じたこと、下記です。
Aha!Comicsの登壇
時差を考えて、南米のオーディエンスにも聞いてもらえるように、
2日目の夕方にAha!Comicsの活動、登壇してきました!!!
当日発表したスライドはこちら。
このカンファレンスのために、急遽スペイン語版サンプルも制作し、配布しました。(スペイン語版は漫画世界翻訳さんと一緒に制作しました。タイトスケジュールに対応していただき感謝。)
我々の登壇スライド準備に関して、詳しくはこちら。
「これも学習マンガだ!」山内康裕さんの登壇
今回の学習マンガカンファレンス。
日本勢が我々だけでは、せっかくの機会なのにもったいなすぎる!!
日本の大御所の方をお呼びせねば!!
と思い、とてもお忙しい中、一般社団法人マンガナイトの山内康裕さんに、突然のアポイントにも関わらず、オンライン登壇を快諾してくださいました。
山内さんは、「これも学習マンガだ!」という事業をやられており、普通のストーリーマンガの中からも「学習」すべき知恵と知識がぎっしり詰まった秀作を選書し、2015年からサイトで公開していらっしゃいます。
選書リストがあることで、日本の学校や図書館などが学べるマンガを導入することが増えたようで、次なる学習マンガ文化を支える素晴らしい活動をしていらっしゃいます。
当日は、オンラインで日本語→英語の同時通訳を行い、発表してくださったのですが、同時通訳プロの訳坊さんにもご協力いただき、感謝です。
本当はマンガ大国として、他の日本の大御所の方々も、もっとお呼びしたかったのですが、スケジュールがタイトであったのと、我々も初参加で何もかもわからずテンヤワンヤだったので、2回目以降日本の皆様の参加が増えることを祈っております。
カンファレンスからの学び
ここから、真面目な話をします。
海外から見た日本のマンガ
・日本のマンガ・アニメ文化に対する海外影響はかなり大きく、リスペクトされ、一目置かれている
谷口ジロー、手塚治虫、宮崎駿など、日本のマンガについても研究発表されていました。
日本のマンガ研究の方々は、みなさん日本語が流暢で、超マニアックなヲタク!!(もちろん、いい意味で)という感じでした。
彼らから見ると海外のマンガですが、そうも虜にさせる日本のマンガって、やっぱ、めちゃすごい。
日本は独自のマンガ文化の発展を遂げているが、ヨーロッパと北米でも評価されているのは、どの国でも共感するような普遍的な人間の文化をうまく伝えているから、との意見がありました。
・しかし影響力が大きい分、一部ステレオタイプに描かれるキャラクターに疑問を呈されていた
個人的に一番印象に残っている登壇です。
南アジアのキャタクターを研究している彼女は、おそらく彼女自身も南アジア系だと思うのですが「南アジアキャラクターは他の人種と明らかに違う見た目で描かれ識別できるが、インドやパキスタンなどの周辺文化の違いは描かれていない。インド人=テロリストなど、ステレオタイプや悪いイメージで描かれることが多い。」と語っていました。
日本のマンガとアニメは世界的に凄まじい影響力がある分、ステレオタイプや誤ったイメージを植え付けてしまうことを危惧していました。
南アジアがヒーローになる新しいマンガが必要、と述べていました。
たしかに、これは欧米人が「アジア人は中国も韓国も日本も一緒やろ!」という感覚でいるのと同じと思うのですが、我々多くの日本人も「ネパール、インド、パキスタンそのへんなんか一緒やろ!」と思っているのと同じことと気付かされました。
個人的には、日本のコンテンツは自由でいて欲しいし、昨今のいきすぎたポリコレは一体どうなの?と思う一方で、海外での計り知れない影響も多少加味する必要があるのではなかろうか?と感じました。
日本という国は実は非常に特殊な国で、在日韓国人も住んでいるし、外国人労働者も増えてはいますが、基本的には「日本語を話す日本人が、社会を成している国」です。
「1/4が移民」というようなドイツ社会や、移民が集まった国アメリカなどと比べると、日本はダイバーシティーの感覚が非常に疎いわけです。
そういう特殊な環境で日本人は生まれ育っているので、疎いのは無理はないのですが、キャラクターやストーリーを作る際「新たな差別を助長しないか?」「ステレオタイプなイメージを植え付けすぎやしないか?」などといったポリコレガイドラインや、ダイバーシティー教育も、編集者を含めたマンガの制作者たちが今後、より推し進めていく必要があるのではなかろうか?と感じました。
無知で描くのと、その辺を認識した上で描くのは、作品が放つエネルギーが変わってきますから。
ちなみに、Aha!Comicsでかけ算マンガを作った際、子どもが読むマンガなので、多様性はかなり配慮しました。
肌の色も、ジェンダーも、生き方も多様な現代の世の中で、マンガによって誰かを無意識に傷つけることがないよう、様々な角度から、幾度となくチェックを重ねて制作しました。
その辺については、過去のBuzzFeedさんの記事で答えています。
・海外→日本と、日本→海外に大きな温度差を感じる
ヨーロッパで学習マンガ事業をやるにあたり、海外から日本マンガはどうみられているのか、ということを目の当たりにすることが多いのですが、個人的に毎度感じるのが、海外から見た日本の熱量と、日本の海外に対する熱量の温度差です。
マンガやアニメなど、海外から激モテの日本なのですが、その激モテ状態にまだまだ答えられていないと感じます。
喉から手が出るほど、国外のみんなは、日本のマンガが読みたいのです。
まだまだ翻訳されていないマンガもたくさんあります。
勝手な印象ですが、日本自体が良くも悪くも、国内マーケットが大きいため、まず国内に目を向いており、いつも海外は二の次。
海外に多くの注力や国家戦略を立てていない印象をとても感じています。
もちろん、海外展開っていろいろ大変なのは承知なのですが。
というのも、ヨーロッパで一番マンガのマーケットが大きいフランス。
フランスのマンガの半分は、日本のマンガが買われているそうですが、
そんなフランスでのマンガアプリのトップ10がこちら。
WEBTOON(韓国のネイバーが立ち上げたウェブトゥーンポータル)
piccoma(韓国のIT大手カカオの日本法人である株式会社カカオジャパン発のサービス)
POCKET COMICS(韓国のNHNの日本現地法人NHN JAPAN株式会社の子会社であるNHN comicoのサービス)
Naver Webtoon(韓国のネイバーが立ち上げたウェブトゥーンポータル)BILIBILI COMICS (中国の若い世代のためのオンラインエンターテインメントの象徴的なブランド立ち上げたサービス)
韓国資本勢にめちゃくちゃ押されている事実。。😱
あんなにマンガアプリが咲き誇っている日本。
フランスでは「集英社」しかトップ10に入っていません。。
なぜなん?素朴な疑問。
日本のマンガ業界にズッポリ浸っていないので詳しいことはわかりませんし、業界内ではこれが正しいのかも知れませんが、この事実を知った時ちょっとヤバいのではないだろうか、と個人的に危機感を感じてしましました。
(アングレーム国際マンガ祭に行った時も、JAPAN EXPO PARISに行った時も一番知ってるマンガアプリって何?とフランス人に聞いたら、WEBTOONって答えてたのよね。。)
韓国は国内マーケットが小さい分、最初から海外マーケットを狙って考えてるので、言語の対応とかが早く、先に動いている印象です。
やや業界が変わってしまいますが、今話題のKpopの海外戦略とか、サムソン、 LG、Xiaomiなどの海外家電展開と似たものを感じてしまうのは私だけでしょうか。。
あれだけ強かった日本の家電も、今ヨーロッパでは、日本の家電みなくなってきてますからね。。
ちなみに「科学マンガサバイバルシリーズ」という、科学が学べる学習マンガがいま子供たちで大人気であり、世界中でバカ売れらしいのですが、
韓国発のマンガです。
とにもかくにも、いま日本のマンガやアニメは非常にリスペクトされ、愛され、売れているのは確かなのですが、ウハウハしている間に、「WEBTOONの方が手軽だし、YouTubeとか動画の方が楽しいから、紙のマンガはもう読まないよ」という新たなデジタル世代が台頭しかねないので、海外のマンガアプリにも日本はもっと注力する必要があるのではなかろうか、と個人的に感じています。
日本人がもっともっと、海外に最初から目を向けて、戦略を立てて日本コンテンツの展開をしてほしいと心の底から願っています。
日本であまり行っていないこと
・マンガをアクティブラーニングとして用いる
「モチーフを元に想像をして文章を書く(想像力の訓練)」→「マンガの基礎的な描き方を学ぶ(表現方法の訓練)」→「古典文学を1つ選び、自分でマンガを描く」という実験授業が発表されていました。
レポートの代わりに、マンガを描いてもらうのです。
日本だと、源氏物語なんかを調べてマンガにして提出、みたいな感じでしょうか。
子供にとっては非常にキャッチーな授業です。
「この子こんな想像力豊かなのね!」とか「ストーリー構成や絵がめちゃくちゃうまい」など、子供の新たな才能の発見もあったそうです。
ほかにも「パルテノン神殿についてのレポートを提出しろ」と伝えると、大抵の子はGoogle で画像検索してレポートにコピペして終わるらしいですが、レポート提出ではなくマンガを描かせると、ちゃんと柱やら細部を観察しないと描けないので、子供にとっての大きなラーニングになるようです。
描いたら忘れないですからね。
日本は学習マンガを授業で使ったり、読むことを勧めたりすることはあると思うのですが、「マンガを描く」ということは、個人的な趣味にとどまっていて、能動的な活動として、授業では積極的にやっていないのでは?と気付かされました。
アクティブラーニングとしても、マンガを使ったほうが良いですね。
・マンガを「芸術」として位置付け、教育する
世界でとてつもない影響と人気を誇っている日本のマンガですが、海外にはそのマンガ文化がリスペクトされているにも関わらず、日本人の我々は身近すぎて、「マンガ=芸術」とした認識があまりなされていません。
今の小中高の美術や国語教育を受けていないので詳しくは知らないのですが、私は「マンガ」を美術の授業で取り扱われた記憶もないし、日本のマンガ文化がどう発展を遂げていったのか、などの教育も受けていません。
夏目漱石とか芥川龍之介とか、日本の文学は国語でやりましたが。
(私の場合、美大に入ってから、よくやくその辺を少しかじり、マンガってすごいんやん!と感じました。)
「そんなの大衆文化から、授業なんかする必要ないし、勝手に自分らでなんかやってよね」、って感じかもしれませんが、もはや世界に大きな影響を与え、リードするとてつもない産業・文化になっているので、本当に日本はそれでいいの?と感じるのです。
日本のマンガ・アニメは、世界に誇れる強い文化です。
外国人が、日本に興味を持つとか、日本語勉強したいとか、日本に行ってみたいとか、日本で勉強したい、働きたいとか、その大きなきっかけの一つは、日本のマンガ・アニメの影響ですから。
日本人が知らないような国でも、ドラゴンボールは知っとったりしますから。
まじ、侮れないです。
マンガは日本の素晴らしい財産であるし、日本を知ってもらい、また世界を繋ぐメディアなのです。
国家戦略的に、日本の長所であるマンガ・アニメ文化に予算をぶっ込み、芸術・文化教育をしっかり行い、マンガやアニメクリエーターのサポート、マンガのアーカイブ、研究、コンテンツの輸出をガンガンをしていくべきと思うのです。
受験科目じゃないからって、音楽とか美術の時間を減らしてる場合じゃないのです。
一方フランスは、芸術とか文化に命懸けてるので、はたから見ていて、芸術・文化教育が進んでいるなぁと感じます。
芸術教育に関する本の多さに、先日パリに行った時に圧倒されました。
・LGBTQなど「擬似体験による他者理解」の教育として、マンガを使う
この登壇も印象に残ったものの一つです。
ラテンアメリカのLGBTQコミックについての発表があり、ダイバーシティーを真面目に伝えるために授業でコミックを使う取り組みの話がありました。
センシティブかつ当事者の視点を理解するため、また、伝えにくい内容だからこそ、生徒に読ませたいと思わせるコミックを使うのはベスト、とおっしゃっていました。
ちなみに、ラテンアメリカでは、基本的に何を描いても良いみたいですが、犯罪系(子供を犯すなど)はNGだそうです。
また、アダルトすぎる内容はアダルトショップでのみ、マンガが買えるとのこと。
南米はカトリックな家庭も多いので、「LGBTQを学校で教えないで欲しい」という宗教上での反対意見もあるとのことでした。
ここで思ったことですが、BLとか百合とか、日本はファンタジーとしてLGBTQなマンガはたくさんある印象ですが、ド直球ダイバシティー教育のためにマンガを使って学校で授業しているイメージがあまりないなぁと。
私が知らんだけかもしれませんが。
パレットトークさんたちが、その辺頑張っておられる印象です。
先ほど書いたように、日本はダイバシティーにやたら疎い国民と思うので、子供に限らず大人や企業の「他者理解」の教育として、もっと積極的にマンガを用いて伝えるのは良い方法ではないだろうか?と感じました。
LGBTQだけでなく、人種だったり、障害者だったり、センスティブなトピックをマンガで伝え学ぶ。
登壇した彼もLGBTQ当事者ですが、彼曰く、日本のゲイマンガでは「しまなみ誰そ彼」が、クィアを学ぶ上で一番おすすめ!とのことでした。
マンガの可能性
・マンガはバランスの良い総合芸術である
マンガは「読むことで内容を学び、共感し、インプットする」ということにおいてフォーカスされがちですが、「描く、伝えるというアウトプット」においては、複合的な芸術スキルが必要です。
・人間が危機に直面した時の解決方法を、マンガから学ぶことができる
サレルノ大学のジノ・フレッツァさん曰く、マンガは文化人類学的にも良い教科書であり、様々な世界的危機、人間がどうやって未来の問題を解決するのかは、すでに多くのマンガで描かれており、シュミレーションされていると。
人間、サイバー、自然がテーマになるマンガがさらに増えていくのではないか?と語っておられました。
たしかに、人類規模での問題をいかに解決するか、みたいな壮大なトピックから、ここの人生の課題をどう乗り越えていくかの学びは、たくさんのマンガが散りばめています。
・今後、動画メディアとより共存していく
「YouTubeやTikTokなど、動画を見る世代も増えてきて、動画よりコミックであるメリットって一体何ですか?」と、サレルノ大学のジノ・フレッツァさんに質問してみました。
彼の回答では「難しい質問ですが、どちらか一方というわけではなく、お互いのメディアを補完し合う関係が理想です」と。
また、デジタルで描かれたコミックは、そのまま映像にしやすくなったというメリットがありますね、と。
いろんな講演を聞き、個人的に咀嚼した回答としては、
「動画は時間芸術(鑑賞するのに時間がかかる)であるが、マンガは全体の構成を一気に俯瞰することができる」
でしょうか。
また、スペインでは、生徒が勝手にネットサーフィンしないように、デジタルやインターネットを使ってはいけないという保守的な学校もあり、紙のコミックは先生が授業で扱いやすいというメリットがある、との回答もありました。
展望
今回の学習マンガ国際カンファレンスの次のアクションとして、下記を考えています。
・翔子が一時帰国の際、The I International Conference Teaching with Comicsの報告会を日本で行いたい
・アルバロさんと日本でイベントを開催したい
・海外の素晴らしい学習マンガも日本に紹介したい
・学習マンガコミュニティーを作り盛り上げたい
・新たな事業戦略をまとめる
実現できるよう、淡々と動いていきます。
イベントが決まったら、ぜひ参加いただけたら嬉しいです!!
学習マンガに興味がある方々と繋がりたいです!!
まとめ
この度、アルバロさんというスペインのマンガ研究の第一人者の方とお会いし、つながることができたのは大きな一歩でした。
そして、そのアルバロさんがマンガを読んでくださり「Aha!Comicsのマンガは素晴らしく、スペインでも評価されると思う」とお墨付きをいただいたのが大きな自信にもなりました。
今まで欧州で訳もわからない状態で、孤独に、そして闇雲に、教育マンガを普及しようとしてきた感じがありますが、同じような目標を持つ人たちと繋がることができて、大きな仲間が世界にはたくさんいることを知りました。
コロナもあり、ようやく教育マンガの必要性を訴え出した人たちが世界に散らばり始めた模様です。
この芽を少しずつ増やしていきたいと思います。
そして、日本と海外の間を斜め横から見ながら学習マンガ活動しているAha!Comicsですが、何気にこういう人間は少ない気がするので、応援していただけるととても嬉しいです。(よかったら、応援投げ銭いただけるととても嬉しいです🥺)
今後も日本の皆さまに、視察レポートや、Aha!Comicsの活動、世界の学習マンガについていろいろお伝えできたらと思います。
(まだスペインのマンガ状況など書きたいことはありますが、1万字超えてしまったので、次の記事に、またまとめます。)
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