不登校の娘と母の日々 #3

学校の対応について。

運動会はしぶる娘をどうにか連れて行った。最初の種目はお遊戯と玉入れ。お遊戯は友達とペアでハートをつくる場面があり、娘が参加しないと相手が困るので出て欲しかった。

ただ、怖がった固まっていたので、「ママ後ろにいるから」といって一緒に入場門までいったのだが、先生と打ち合わせする時間もなかったので、知らない先生が娘を強引に連れて行こうとした。途中まで娘は行ったが、すぐに私がいないことに気づき戻ってきてしまった。そしたら先生が「ダメか」と。「ダメかじゃないっしょ、なんとかしろや」と思いつつ、もう仕方がないから、私もグランドにでて、一緒に踊ってきた。

それをみていた、保健室の先生から「素敵なお母さん、お母さんがついているなら大丈夫」と言われた。が、後日、主任の先生に呼ばれ「校長がよく思っていません。でも結果的に最後まで頑張れたので良かったと思います。教室では他のお子さんには関わらないでください」と言われた。

結果的によかったなら、校長がよく思っていませんのくだり、いらなくない?他のお子さんに関わるなって言ったって、先生の目が届かないからみんな私にヘルプうったえるのに、どうしろっていうのよ、と思いつつ、ぐっとこらえ、申し訳ありませんでしたと謝罪した。

あーーーー非常識な親って思われてんだな。あーーー家庭に問題があるって思われてんだなとかんじた。

スクールソーシャルワーカーさんとの面談で、お母さん体調はどうですかってしつこいので、つい産後うつの話をしてしまった。そのとき「あーお母さんが不安定だからか」という空気が流れた。だーかーらー産後うつは治ってるっつうの!とおもいつつ。ただ私は担任の先生に娘が普通に登校していた1ヶ月ちょっとの学校での様子を聞きたかった。答えは「普通」。はい?とおもいつつ、「普通というのはどういうかんじですか」と聞いてみたら、「みんなと同じことをできていました」。まじか、話にならぬ。と思った。

その面談の報告を受けた校長先生から呼び出された。なんだろうとおもったら、私はすっかり精神を病んでいる人とおもわれ、市の行っている家事代行サービスの資料を渡された。だーかーらー、治ってるっつうの!さすがに、「いりません」と強い口調になった。

12月になり校長先生から手紙がきた。「生きる力がないお子さんですね」「幼児期の育ちに問題があると思われます」「病院にいくことをお勧めします」「なぜこの子は大人のいうことを聞いた先にいいことが待っているということがわからないのでしょうか」と書いてあった。

うちの娘は教室に入れないだけで、地域ではガキ大将、料理も縫い物もなんでもできていた。生きる力あると思うんだが、学校のいう生きる力って大人のいうこと聞いて学校に毎日通うことなの?とここでもズレを猛烈に感じた。

けど、病院に行ってきた。先生に診断は「賢いお子さんですね。センスの悪い先生ですね」だった。

どっちなんだよ;苦笑

しかも年度末だったので、お医者さんからは、このままだと娘さんの間違った引き継ぎがされるので、お母さんが学校にいって話をしてきたほうがよいといわれた。えーーーーー先生一筆書いてよーーーーとおもいつつ、校長先生とお話しに言った。まぁ校長先生が進めた病院での診断結果なので感情を無にして、病院での娘と先生とのやりとり、先生から言われたことを、そのまま伝えた。

そして2年生へ

ちなみに、市の適応指導教室にも相談に行ったが一年目な様子をみましょうといわれ、絶望的な日々の1年目だった。親切に話は聞いてくださったけど、こちらも人手が足りなくて、我が娘はまだ友だちと豊かに遊んでいたので、当事者は深刻でも客観的にみると、そんなに大変ではないと思われたのかもしれない。

ちなみに、校長先生によっては校長室で面倒見てくれたり、的確な外部への支援につないでくれたり、もう少し動きが的確で早いと思う。

いいなと思ったら応援しよう!