不登校と部活

我の娘はまだ小学校の不登校であるが、その話を保育者の卵たちに話すと、先生実はねって高校時代に辛かった話をしてくれる。

先日の話は、今はクラスも楽しいし問題はないが、髪の毛がぬけ、涙がでて、食事が取れず、時々無気力になるとのことだった。

ストレス性の症状であることは明白なので、ストレスの元をさぐるよう話をしたら、高校時代の部活で怪我をしてしまい、その後、そのことでいじめにあって学校へいけなくなったとの話だった。

それって、なんだろう。

部活は学校の課外教育の一貫で行うものである。勝てばいいという世界ではなく、そこで失敗した仲間へ「どんまい!」とか、怪我してるならこちがフォロするから安心してリハビリしてってならない世界なのかー。

でもそれは子どもたちは悪くなく、指導者に問題があると思う。

強豪校は教育者というより、勝つ!が大きな価値になるのもわかるが、部活なのよ。怪我して苦しんでいる人へのフォローをみんなでできるような雰囲気をなぜつくらないの?と思った。

これも少子化の影響で生徒の取り合いになっている学校現場で、スポーツに力をいれるのもよし、だが、そこに教育的価値を排除して、勝つか負けるかの世界になるなら、部活なんていらないとおもう

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