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親友ってどこから?


人間関係は、私にとって悩みの種でありながら、常に興味を引かれるテーマでもある。結局、いつもこの話題に行きつく。このトピック書かないようにしてるんだけど、考えてるから書いてしまう笑

昨晩はとくに寝つけなかった。仕事のことで悩んでるからだ。それ以外にも世の中ネガテイブなニュースばかり流れてる。関税問題、事故、イミグレの問題みないようにしてるけど、知っておかないといけないこともあり、ブルーになる。

そして寝る前は携帯をさわらないようにしてるんだけど、ソーシャルメディアを開いてしまう。ここで本を空けるという習慣に変えたい笑。


最近ハマっているスレッズを読んでいると、友人関係にまつわる投稿がたくさん流れてきた。みんな同じように悩んでるんだなと思ってちょっと安心する。

「親友ってどこからなんだろう?」と考えた。


子供の頃と大人になってからの違い

子供の頃は、「仲が良い=親友」だった。でも大人になってからは、私は「親友」や「Bestie」と呼べる関係にたどり着いていない気がする。その言葉を耳にするたび、「いいな」と感じる。

「Sex and the City」「Friends」「Grey's Anatomy」などのドラマを観ると、あんな風な友情に憧れてしまう。もちろんドラマはフィクションだと分かっているけれど、実際に義理の母が女子会をしている場に偶然参加したことがある。そのとき、「私も老後はこんな素敵な関係を築きたいな」と思った。


友情を築く難しさ

ここ数年、Meetupに参加したり、Bumble BFFを使ったりして、新しい友達を作ろうと努力してきた。でも、大人になってから深い友情を築くのは難しい。他州へ引っ越ししちゃう友人も増えた。価値観やライフステージが違うのは当たり前なのだけど、その違いを乗り越えて深い関係になるのは簡単ではない。だからといって無理に相手に合わせることも最近はしないようにしてる。

私のなかでの「親友」の定義を考えてみた。

  • 信頼関係がある、互いのことをリスペクトしあってる

  • お互いにサポートし合う、応援する

  • 相手のことをよく知っているけれど、決めつけずオープンに会話ができる

  • 尊敬している

  • 忙しくても時間を作る

  • 楽しいだけじゃなく、くだらないことも、深い話や少しダークな話もできる

  • 欠点も受け入れられる

  • 悪いことは悪いとちゃんとお互いに言えるし、思ったことはその場で話しあいができる

でも、現実には「家族のように一方的に大切に思っている友人」はいるけれど、対等な親友関係とは少し違う気がする。恋愛なら「相手がどう思っているのか」を聞けるけど、友人関係で聞きずらい、相手がどう感じているのか分からない。
そして、その友人にはすでに「親友」と呼べる人がいるからこそ、自分はその一員にはなれないんだろうな、と壁を感じてしまう。そう考えると、少し寂しい。



数ヶ月前、友人にさらっと言われてショックだった一言がある。

「私の親友はOOで、そういうところをとても尊敬している」

その言葉を聞いて、自意識過剰な私は「もしかしたら、私の行動が不快だったのかもしれない」と反省した。そして、その伝えてきた意図が分からないが「私は彼女が求めている友達ではないんだろうな」と思った。

心を許していた分、余計に悲しかった。今でも時々、そのときのことを考えてしまう。

だからといって、私もこういうことをいって相手を傷つけているかもしれない、不快に思わせてるかもしれない。



別に「親友」という言葉にこだわるつもりはない。でも、30代を迎えた今、少人数で壁を感じず、深く付き合える友人を求めてしまう。

孤独でいることが悪いとは思わない。むしろ、一人で自分を楽しませることができるのは大事なことだ。

ただ、一度でも心から信頼できる友好関係を築いた経験があると、やっぱり旦那以外で安心感のある関係性はいいなと思う。それぞれ大人になって優先順位が変わってくる。家族、子育て、仕事――いろいろあるのは分かってる。でも、その人生の一部になれる存在がいたらいいなと思う。

そして、結構長いこと友人でいてくれるひと、近年になって更に数人の素敵な人たちと出会えた。いろんな話をできる人、このブログを読んでくれる友人(わざわざ英訳にしてしてくれてる人も)。友人の形にとらわれず、自分を理解しようとしてくれる人たちを大事にしようと思う。

何事もバランス。少しずつ自分の態度を振り返りながら、焦らず、自分らしい人間関係を築いていきたい。ご縁を大切にしながら。


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