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冬至が終わり、光と共に目覚める

11月から今日まで、妙に疲れを感じたり、気分が落ち込んだり、なんとなく上手くいかないと感じる日々が続いていた方も多いのではないでしょうか。


私の周りでも「なんだか眠くて仕方ない」「体が重い」「やる気が出ない」という声をよく耳にしました。
それは、決してみなさんが怠けているわけでも、意志が弱いわけでもありません。


自然の流れとして、冬至に向かって陰の力が深まっていたからなのです。

冬至は、一年で最も陰が極まる時期です。
それと同時に、新しい陽気が生まれ始める瞬間でもあります。まるで、暗闇の中から小さな光が生まれるように。


古来より、この時期は自然と向き合い、静かに自分を見つめ直す大切な時間とされてきました。だからこそ、この数週間の疲れや停滞感は、むしろ自然なことだったのかもしれません。


そして今日、冬至が終わりました。


これからは少しずつ、日が長くなっていきます。

陽の力が増し、新しい生命力が目覚め始める時期。
私たちの心と体も、自然の流れと共に、徐々に活力を取り戻していくと思います。


でも、急いで変化を求める必要はないです。

自然界の変化が緩やかなように、私たちも焦らず、自分のペースで前に進んでいけばいいです。今の自分に寄り添いながら、少しずつ、新しい可能性に目を向けていく。

たとえば、今まで気づかなかった小さな喜びに目を向けてみる。
・朝、カーテンを開けた時の光の温かさを感じてみる。
・深い呼吸で、体の中に新鮮な空気を取り込んでみる。

そうして日々を重ねていくうちに、自然と前を向く力が湧いてくるはずです。


今は、その小さな光を静かに感じながら、自分らしい歩みを始める時。

焦らず、無理せず、でも確かに。
新しい季節と共に、私たちも少しずつ、前に進んでいきましょー。

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