毎日ご飯を作ることに疲れた人は必見!?本多理恵子著「料理が苦痛だ」
毎日の料理、苦痛になってませんか?
仕事と違って、明確な休日も有給もない日々の家事。
その中でも、料理は
「レシピを考える」
「買い出し」
「調理」
「食後の片付け」
と段階が多くて大変ですよね。
それが、1日3食分。
遅くまで仕事をしたり、育児をしたり。
ただでさえ疲れやすい現代人が日常的に直面し続けると
「もう献立を考えるのすらイヤ」
「こんなクタクタで料理なんてやってられない」
「料理なんて、キライ!」
と嫌いになってしまっても、おかしくありませんよね。
そんな料理に疲れ切った人、
1度でも料理から逃げたいと考えた人に是非おすすめしたいのが、本多理恵子先生の「料理が苦痛だ」です♪
概要
今作は料理教室を開きながらも「料理嫌い」を公言する本多先生の、
料理を作り続けている人に向けた、料理における苦痛から解放されるための提案書です。
本多先生が「料理の苦痛」を自覚した経験や、苦痛の原因究明、苦痛を減らすための実行方法、レシピ提案など、料理に苦しむ人へのアドバイスが詰まっています。
個人的に気に入ったポイント
〈実践しやすい提案〉
コロッケのソースは、上からかけるのではなく、円を描くように皿に垂らす等…。
ちょっとした一手間でオシャレに見える盛り付けや、アレンジでパターン展開しやすい料理。
どれも実践しやすいコツやレシピです♪
また「料理から離れる」実践法についても詳しく書かれています。
最初から最後まで、料理を作り続けてイヤになった人に寄り添う、本多先生の心遣いが感じられました。
終わりに
食事って大半の人が今後も長く付き合っていく日常ですよね。だからこそ、適度な距離感で料理と向き合っていきたい。そんな気づきを与えてくれた本でした。
毎日の料理が苦痛な人にこそ、おすすめしたい1冊です♪