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自分だけ、ひとつだけの「軍手人形」──写真で知ろう!小規模保育【おもちゃ】
フェアリーキッズ 山田西(大阪府吹田市)
毎年、保護者に依頼してつくってもらう「軍手人形」。自分だけの人形で行うごっこ遊びを通じて、子どもが成長していく姿が見られます。
【材料】軍手1つ/綿(毛糸や布、ボタンは保護者の判断で)
■ ねらいと配慮
子どもたちの想像力を育んでいくうえで、大事な行為の一つと捉えているのが「ごっこ遊び」です。この園では保護者にお願いして、一人ひとりの子どもに「自分だけ、ひとつだけ」の人形をつくってきていただくことにしました。
人形を使い、お友達と遊ぶことで会話が生まれていったり、自分の赤ちゃんのように大事にすることで、優しい気持ちが育ったりしてくれるといいなと考えています。
製作にあたっては、入園前の説明のときに軍手と綿のセット、簡単な説明書を保護者にお渡しします。忙しい方に大きな負担とならないよう、GWが明けた5月中旬くらいを目処に持ってきていただくようにしています。
■ 振り返り
軍手ひとつでできる簡単な人形ですが、子どもたちは「自分の赤ちゃんだ」と言いながら、とても喜んで遊んでくれています。
大事に遊んでいるうちに、みんなだんだんと本人に似てくるように感じるのが、とても不思議です。
もちろん、保護者にはあまりプレッシャーをかけないように……と思っていますが、ブログの写真などで遊んでいる姿を見ると、「自分の子どもにも早く遊ばせてあげたいな」という心理が働くようです。子どもたちにとっても、「わたしのため、ぼくのためにつくってくれた!」という保護者への気持ちが膨らむため、お互いの絆を深める大切な存在のひとつになっているのかなと感じます。
■ 「小規模保育」としての視点
0〜2歳が通う小規模保育は、丁寧な関わりができて良いなと感じる反面、大きくなったときにあまり思い出してもらえない可能性があります。
でも、子どもたちの手元に人形がひとつあれば「これで遊んでたんだなぁ」と思い出したり、「あの園にいたんだよ」という会話が生まれるかもしれない。大事な思い出を残すツールとしても良いのではと考えています。
【園情報】
フェアリーキッズ 山田西(株式会社リンクス)
http://merryland24h.jp/fairykids_yamadanishi/
大阪府吹田市山田西1-36-1-206
定員12名
小規模保育事業A型・管理者設置あり