リターンを得ることを前提としない取り組みと経営計画の相性の悪さ
そういえば、普段忘れているのだけど、税区分上、私は個人事業主だ。宗教法人に所属しているわけではない。普段、「お布施」と呼んでいるものは、税制上、おそらく雑収入や寄付と呼ばれるものになる。
なぜそれを思い出したのかというと、補助金・助成金をリサーチしていたからだ。 お布施の実験をしようと思ってから、補助金・助成金のリサーチということ自体は手放していた。なぜなら、私のお布施の生活は、「リターンを手放す」ことを意図するもので、多くの場合に経営計画書を必要とする補助金・助成金は、普段取る選択肢に入れていなかった。
何時ごろに何を生産するか。その資金繰りをどうするのか。スケジュールはどうするのか。経営計画というフォーマットに落としていくにあたって、いくつものポイントがあるけれど、そもそもお布施をくださる方々の縁によって生きている今、お金がやってくるタイミングが本当に予想できない。
引き続き、計画とやっていきたいことの間の帳尻合わせを試行錯誤してみようと思う。
「0リセット勧進」のウェブサイトだったり、お遍路旅の企画だったり、本自体だったり、作りたいもののイメージは結構湧いているので、それらの企画が「リターンをいただくこと」を前提としないけれども、どうにか内容を翻訳しながら経営計画に反映するということにトライしてみよう。
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