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月待講とお金 〜仏教文化の「お布施」から発想を得た、より良いお金の巡り方の小実験〜

これから月待講を実施していくにあたり、お金についてどのように考えているのかについて書きます。

今回の活動では、お金の扱いはとっても重要な項目だと思っています。今後、参加いただく方は、ぜひともお目通しください。

12月・1月

参加料金はお布施制にします。

布施はもともとダーナであり、旦那とか、ドナーとかの語源にもなっています。布施には大きく仏法を施す「法施」、金品を施す「財施」、そして怖れを取り除く「無畏施」の三種類があります。

共著者の紹圭さんのお布施についての記事を参考にしました。

私が意識的におこなうのは、月待講という環境づくりを通した「無畏施」です。少しばかりは貢献できると思います ^ ^ 

お布施はもともと「物事への執着を手放す修行」という意味合いがありますので、そのような小さな修行を月待講という流れの中でやってくださる場合は、大切に受け取らせていただこうと思います✨

2月以降は月額料金

2月以降は、月額2000円〜3000円で月待講に参加できるようにしたいと思います。(金額は、12月 / 1月の実験期間に試してみて、最終的に2月頃に決定予定です!)

月額のお金を払っていただくと、以下のことが可能です。

・月待講に参加する
   
・月待講に関わりを持った方にアクセスいただく Slack へのアクセス
   
・Transit Library で実施するプログラムや企画に、割引金額もしくはお布施制(自分で値段は決めていただきお支払いしてもらう形式)で参加する

「月待講というサービスを提供する」というよりも、月待講という流れをきっかけに、集う方々とのご縁を育む、ささやかな流れを編むことができたらと思っています。

50%のお金を生きるお金として頂きます
ただ、資本主義社会が優勢のこの世の中で生きていくにあたり、私もお金は必要です。月待講を継続していくために、私は時間と手間ひまをかけて環境づくりをしていきますので、月待講からいただいたお金の半分は 自分を喜ばせるお金(大方、生活費と創作活動のお金に投じていきます)として受け取らせていただきます ^ ^

残りの50%のお金の使い方
もう半分は、月待講を育てるために使うお金として使います。月待講を実施するために必要なのは、Zoom等のオンラインツールの月額使用料、活動を広める時に必要な広告・宣伝費、ゲストの方に遊びにきてもらうための謝礼費など。

さらに、期限を決めて開催するトランジションのプログラムづくりや、月待講を紐付けて実施する Transit Library でのウェブ制作の実施など。

残りの50%のお金は、そのように(Transit Library を含め)トランジションおよび月待講の流れをゆたかにするためにお金を活用させていただきます!

お金がない方は、お布施制(2月以降)

私は、ここ数年、お金が何度も無くなるという状況を体験してきました。

お金がない中でも、なんとかお金のやりくりをして、少し背伸びをするプログラムに参加したり、創作活動の方にお金を投資したりして、周りにご迷惑をおかけしながら、さまざまなことを学び、一分野に限らないさまざまな方とのご縁を育むことができました。

月待講やこれからやっていくプログラムなども、そのような学びがベースになっています。

ただ、それは「状況が恵まれていたから」とも思えます。

同時にモヤモヤしてきたことの一つが、「リーダーシップの研修/プログラムへの参加」「クリエティブになるための学習機会への参加」にはとってもお金がかかるということです。

もちろん、「高い値段に設定しても、参加する」という参加者の方々は、モチベーションが高く、快活な方が多いです。学びに貪欲で、素晴らしい方々が多いです。

ただ、暗黙的にそれらは「お金があればあるほど参加しやすく、お金がなければないほど参加しにくい」ということを意味しているのだと思います。

それに対して、少しばかり、違うアプローチを取ってみたいと思うようになりました。

私が実施する企画では、お布施制のものを多々実施していこうと思います。これで自分自身が生きることができなければ、また変更しますが、お金がそれほどなくとも参加できる形になったらいいなと思います。

農業に関わっている方であれば、農作物を送っていただけるのも嬉しいです。

また、私は全国各地に出没するので、ほんの数日泊めさせていただくというのも助かります。

私もお金がない中で、たくさんの方に助けられました。お金がなくとも参加いただけますので、ご安心を ^ ^ 

お金がない方は、お金が巡るようになってきた時に、身の周りの方を幸せにするためにお金を巡らせていっていただけたらいいなと思います✨

お金がある方は、ぜひお支払いお願いします(笑)

大きなトランジション中の方もお布施制

続いて、お金のない方に続き、トランジション中の方もお布施金額で参加いただけます。

人生、死ぬまでの間、ずっと人はトランジションのただ中にある、という考えをしているので、誰しもがトランジション中ではあるのですが、自己認識の中で、「大きなトランジションの真っ只中」を生きている方もお布施で参加できるようにします。

自己申告制です。

みんなに自己申告でトランジション中です!と言われたら、全員お布施制になりますね(笑)

多くの方の人生の転換の物語を聞いてきました。

さまざまなケースで、「何を大切に生きていけばいいのかがわからなくなる」などの混乱や、「本当に願っていることと現実のズレの間での壮絶な葛藤」などの話が出てきます。

そういう時に、私ができるのは、見守ることや、ほんの時々、楽にあれる視点を共有することです。基本的に皆さん のトランジションは皆さんの中で起こっており、全てをコントロールすることはできません。

でも、そういう状況でも何かしら力になれたらいいなと思っていますし、「トランジション中です」と自己申告いただいたら、月額で払っていく形式ではなく、お布施料金での参加が可能にします。

月待講に参加しない月は、0円(にしたい)

これは検討中のことなのですが、参加しない月はお金を払う必要がない、という形式にしたいです。どうしたらそのような払ったり、払わなかったりする決済がしやすいのか、どのようなツールがあれば楽にできるのかを引き続き調べていこうと思います。 

なぜこのようにしているかというと、人それぞれのリズムを大事にしたいからです。月待講は、リズムが違う人たちが、「集う」ということを通して、時間を同期する場です。

ただ、リズムが合わない時ってあるじゃないですか。その時は、自分自身の人生で重要なことに対して自分の命を使っていただくということが何よりだと思っています。

またタイミングを合わせたいなという思いがわいた時に、集っていただけたらと思います◎

ちなみに、一度 月待講のSlack に入っていただいたら、お金を払っていない月にも Slack にはアクセス可能ですし、書き込んでもらうこともできます。

いつでも、立ち寄れるように、開けておきますね ^ ^

以上、現在考えている月待講のお金の巡りについての投稿でした。また、試行錯誤しながら変更するかもしれません。その時は、その時で。



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